少し古い研究ですが、イスラエルの大学の研究で、
人間の直感は 90%の確率で的中することがわかったそうです。
歯の詰めものが取れた!
この間、まさに自分の直感がどんぴしゃり当たったことがありました。
火曜日の夜、ごはんを食べていていきなり左上奥の歯の詰め物がガギンと取れてしまったのです。
「ぎゃあ~!!しみないし痛くないけど、すぐに詰め物入れて欲しいよ~」
すぐにいつも歯周病チェックしてもらっている歯科医院のカードを見てみたところ、明日の水曜日は定休日、という絶望…。
「しゃあない、近くの他の歯医者に予約だ~!」
スマホで調べて、明日でも予約 OK な近くの歯科医院を見つけてネット予約完了。
コメントでの評価はまあまあいいし、「近所の頼れる歯医者さんです( ^ω^ )」なんてのにすっかり安心してしまったんですよ。
初めての歯科医院
次の日、予約した時間にその歯科医院に行きました。古めの雑居ビルの2階です。
扉を開けた瞬間、私の直感がピッコーンと来たのです。
「うっ!こ、ここはヤバい感じがする…」
ネットで見た院内の様子の写真ではそれほど感じられなかった、その場に行かないとわからないイヤ〜な雰囲気。これを直感と言わずして何と言おう…。
①待合スペースがとにかく古くさい!
赤茶色のカーペットにL字型革張りソファー(昔ながらの応接室に置いてある感じのやつ)、小さなガラス窓の受付。
②他に待っている人が誰もいない。
診察室の中も静かなので誰も患者がいない様子。
③壁に貼ってあるポスターが全部色褪せている!
色あせた「みなさん、インプラントってこんなものですよ」的な説明ポスター(新開発のものなんですよ、すごいでしょう、みたいな…。古い情報すぎるでしょ?!)や、
前髪をクルルッと上げたバブリーな髪型のお姉さんがニッコリしてる写真の上に、
「あい・らぶ・歯ー」
と大きく書いてあるポスター…。
完全に88年〜90年あたりですよ。わかりますよ、そりゃその時代、ピッカピカの大学生でしたから!
と、いうことは。
もうかれこれ30年そのまんまの歯医者さんだっ!!
やっぱりといいますか、50代らしきの歯医者さん登場。
「詰め物がとれたんですねー。」
「そうなんです、昨夜に。」
「うん、うん、(歯を確認)ここだけじゃなくて他にも取れそうな所がありますね〜。」
(いやいや、他んとこは今回はいいんだけど)「あ、そうですか。とりあえず、取れたとこだけお願いします。」
「わかりましたー。今日、レントゲンとって、次回、全体をクリーニングして、それから型とって、詰めて、になるので最低でもあと3回になりますね。」
……ん?レントゲン、型とり、詰め、でいいんじゃね?あいだのクリーニングってなによ?
「半年に一度、チェックとクリーニングしてますけど…」
「そうですか。」(平然)
あれ?
クリーニングボッタクリ歯医者に当たった?(;´Д`)
(過去、何度か当たっている…)
うん、大当たり。
レントゲン→クリーニング→型とり→詰め→終わりかと思ったら、次回も予約させられて、
4回目でまたまたクリーニング(?!)。3回で終わりじゃなかったのかよ〜!
全体チェックして更に
「あれ?ここ、虫歯になりかかってますね。」
って言われた時点で、
「えっ?えっ?いや、もう時間とれなくて来れないんですけど…」
って、腹筋使ってぐいーっと上半身浮かせてはっきり言ってやりましたよっ!
医者、「あ、ああ、そうでしたね…」ってちょっと焦ってたけど、たぶん悪気なくてずっと30年こんなふうにやってきたんだろうね。
帰りの受付で、歯科衛生士兼受付のおねえさんにムスッとした表情で、
「その歯、本当に虫歯になりかかってるからちゃん
と治したほうがいいですよっ。」
と言われてウワッて思いましたが、
「そうですね〜、わかりましたー。時間がとれたらまた来ますう」ニッコリと答えた私、オトナの鑑です。二度と来ねえわ!!
ちなみに入れてもらった詰めものはちゃんとしているので、腕はいいと思います。
虫歯の件は、いつも通っている歯医者さんに聞いてみることにします。
(毎回チェックしてもらってるけど今まで言われたことないんだけどさあ〜)
歯の詰めもの入れるだけで、クリーニング2回もされるのってデフォルトなんでしょうか?ここがハズレだったと思いたい。
とりあえず、自分の直感をあてにしてもいいんだなということを確認できた出来事でした。(入った時点ですぐ逃げればよかったな〜)