転んでもただでは起きない日常

アラフィフフリーランスの読んで楽しい漫文ブログ 〜エンタメ・日常・アラフィフあるある〜

遠距離介護サポート1回目(1日目)

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遠距離介護サポート初日

午前中の新幹線に乗って約2時間。実家の近くの駅に向かいます。

この2時間という絶妙な時間は、私の映画鑑賞TIMEとして最高なのです。

新幹線で観る映画

数年前に購入した、amazonのFire HD 8 タブレット がマイ・スクリーンになります。今回もamazonプライムにて前もっていくつかダウンロードしておいた映画からチョイス。(アマプラ会員だと無料の作品が山ほどある)

 

 
Fire HD 8 タブレット (8インチHDディスプレイ) (Newモデル) 16GB

今回は、『ザ・ウォーク』

ロバート・ゼメキス監督2016年作品。

 

大道芸人の主人公とその仲間たちが、超高層ビルとビルの間にロープをかけて綱渡りにチャレンジ〜!

 

もちろん、無断でやるわけだから仲間たちの協力と連携が重要になってくるんだけど、なかなかうまくいかなかったりして、そのへんのドキドキ展開も良きかな。

主人公の綱渡りシーンがフィーチャーされがちな映画のわりに、そこまでハラハラしないアッサリ感。

どちらかというとコメディ寄りのエンタメでした。

 

そうそう、このレベル!!このぐらいの佳作エンタメ映画が今の気分にちょうどいいー。

新幹線で1人で観る映画のチョイスはなかなか難しくて…。

泣ける系(涙腺よわよわで恥ずかしい)、ホラーなど映像がずっと暗い系(光が反射して見づらい)、色気系(隣の席にに人がいたら気になる)はパス。

あと、あんまり深刻なテーマでも疲れるし。

病院で対面

駅から直接病院へ。昔ながらの総合病院って感じ。たまたま持って来ていたマスクをして、ナースステーションのすぐ横の病室に向かう。入る前に手の消毒。

 

ドキドキしながら中に入ると、
母が一生懸命、父の手足を動かしている。
思っていたほどではなく、顔色もいい。ふつうに寝ている感じで不思議な気持ちになる。
鼻に軽く酸素吸入の管。右の耳上にでかいガーゼが。ここを開けたのだろう。
大きめの声で、お父さん、ただいま!と言ってみる。少し動いて目を開けようとする。少し口も動く。明らかにわかっているようだ。


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もう、このへんからずっと泣きっぱなし。マスクしててよかった。マスクの中、鼻水と涙でぐしゃぐしゃ。
なにか他に話しかけようとしても、泣きそうになって何も言えない。
父がなにか懸命に話そうとしているが、うまく聞き取れない。
あと、右指で空中を指すのはなんだろうか?

何か見えているのだろうか。
右脚がよく動いている。


母がおかゆしか食べてないというので、何か先に帰って作っとくよ、というとカレーが食べたいかなと言うので、とりあえず、カレーを作ろうとするが、肉がなくて仕方なくハムで代用。
スタミナがつくように、ニンニクとショウガをたくさん入れて作った。あとワカメと白菜で中華風サラダ。
帰ってきた母、いいにおいするわー、電気ついてて安心するー、と。とりあえず、美味しいと言って食べてくれた。
母にごはん作るなんて初めてのような…?
その後、冷蔵庫にモノがなさすぎるので、一人で近所のスーパーに行って買い出し。
夕方はセール品が多くてついつい買いすぎてしまうなあ。

 

夜、一人になってたらなんかすんごい泣けてくる。
縁側を開けたら、父の麦わら帽子とタオルが置いてあって、見た瞬間、夏に帰省した時に、父が毎日やっていた庭の草むしりの姿が思い出されて、一人で大号泣してしまう。

あんなに元気だったのに。もうできなくなっちゃうんだろうか。


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