会社がつぶれそう…!
いきなりですが、私が勤務している会社がそろそろなくなりそうです。
20数年前に入社した時はまだリーマンショック前で、若い社員がたくさんいてのんびり楽しく仕事をしていました。
給料は安かったけれど、仕事が楽しかったしそのうち上がっていくだろう、と思っていました。何よりいい人ばかりで人間関係が良かったのが最高で、毎日会社に通うのが楽しかったくらいです。
そんなステキだった会社がクソ会社になり20数年で崩壊に至る経緯を書こうと思ったのですが、長すぎてつらくなったので今回はここ5年ほどの動きを簡単に。
会社がつぶれそうになるまでの道程
①先代社長の高齢化のため、社長の親戚(高校中退→コネでこの会社に入って営業)が新社長に突然就任。
②当然、何もできないので側近たちに無理難題を押し付ける。「インターネットでなにかやれ!」(?)とか「クラウドっていうのが流行ってるみたいだからウチでもなんかやれ!」(??)などなど。
③古株の側近たちがどんどん辞める。
④新しく胡散臭い連中が中途入社してくる。
⑤そいつらは、立派なパワポ資料作成とプレゼンをするだけで何も成果を上げてないのに、あっという間に昇格していって本部長とかになる。社長の無理難題もひょうひょうとした態度で受け流せる。(ある意味すごい才能)
⑥そうこうしているうちに当然、業績悪化。
⑦真面目にやってきた古株たちが更にどんどん辞める。胡散臭い連中が吹きこんだと思われるリストラが増えだす。
⑧胡散臭さMAXのコンサルタントが入ってくる。
⑨そのコンサルが、いつの間にか取締役になり、ナゾの社訓(社員が目指すべきことの箇条書き)を胡散臭い連中と勝手に作り、社員全員に毎朝復唱させるようにする。
⑩↑この社訓に沿った話を全員交代で朝礼時にさせるようにする。
⑪朝礼の後、全員交代で会社を掃除。(ちなみに、ちゃんと掃除のおばちゃんがいるからしなくていいんだけど、社員同士のコミュニケーションのためらしい)
⑫成果評価シートを半期に一度出させるようになる。3ヶ月ごとに上司と面談も。ボーナスに反映される、という触れ込みだけど肝心のボーナスが0。(全員同額の寸志のみ)
⑬創業以来これまで売ってきたものは今後一切売らず、新商材だけを売るように、という指示が来た。
↑今ココ
☆サービス業中堅会社です。
自信がないダメ社長
見返してみると、やはり社長が根源!
自信がないから、イエスマンたちと自信たっぷりのコンサルにぜーんぶおまかせ!!
自信がなければ勉強するなり自分を高める努力をすりゃいいのに…。
そもそも自分の会社なんだからもっとちゃんと管理するべきなのに、自分の会社が何をやっているのかすらわかっていないご様子。
更なる進展があったらまた書きたいと思います。
とりあえず、胡散臭いコンサルが来たらかなりヤバいぞ!ということをサラリーマンのみなさまには喚起しておきます。
▼電子ブックで手軽にマンガ読んで現実逃避〜♫