VSものの真打登場!
プレデターvsエイリアン、フレディvsジェイソン、スーパーマンvsバットマン、貞子vs伽耶子などなど一時期流行ったvsもの映画ですが、出てたんですね。真打が。
ロッキーvsレイジングブル!
むしろ、この直球タイトルで出してほしかった気もしますが、いろんな事情があったことはお察しします。
本当のタイトルは「リベンジ・マッチ」です。
しかしこれ、まさにシルベスター・スタローンとロバート・デ・ニーロがボクシングで闘い、そしてヒロインにキム・ベイシンガーを迎えた、80年代洋画全盛期に大活躍の3人が揃ったミラクルムービー!
「えっ?こんな豪華なキャストなのに全然知らなかったんだけど…?いつの映画?」って調べたら2014年制作でした。結構最近じゃん!(←そうか?)
公式サイトはこちら↓
あえて、吹替版で観てみた
恒例の、Amazon Primeビデオで無料で観れちゃう映画をがんがん観ていくシリーズの一つとしてセレクトしました。
今回は、資格試験対策の問題集を勉強しやすいように自主スキャンしながら観るため、あえての「吹替版」です!
独特のモッサリ低音ボイス、スタローンの吹替は羽佐間道夫氏バージョンではなく、ささきいさお氏バージョン。(正直あまり違いがわからないけど…)
この映画、ジャケットのように真剣勝負!っていうより、かなりコメディ寄りな内容なので、吹替版で大正解でした。
じいさん達がモーションキャプチャー撮る格好が笑える…
どっちででも観れるならぜひ吹替版でどうぞ。
まさにテレビでやる映画!って感じで気軽に楽しく観れますよ〜。
じいさん2人との三角関係…フゥゥ
まあとにかく、スーパースター2人がリングで闘う以外に、恋愛関係やら家族関係やら、それぞれの止まってしまっていた過去を清算していく過程が描かれていてどんどんスッキリしていくんですよね。
その中でも、スタローンの方が好きだったのに、放ったらかしにされた寂しさとアテ付けのためにデニーロに浮気をしてしまって因縁の一つになった、キムベイシンガーがマジ色気むんむんおばさんでスゴかったです。
フワッフワな金髪が若見えの秘訣?
どうやったらあんなおばさんになれるんでしょうか…?てか、キムベイシンガーって今いくつなの?
調べてみたらビックリ仰天!
65歳…この映画の時、60歳…。おばさんというよりむしろおばあさんに近いという…ふうう〜
えっと、そのキムベイシンガーが「若かったのよ…」と、自分の過ちを悲しげに語るのを見ていて、
私も自分の若かった時のバカげた恋愛を思い出してモヤモヤ〜〜っとした気分になりました。
口が悪くて下品なじいさん達
それにしても〜。スタローンはそうでもないけど、スタローンのトレーナー?セコンド?のじいさんとデニーロの口が悪い悪いw下品だし。周りの人たちのドン引きな表情が笑えました。
元プロモーターの息子のいかにも黒人ぽいチャラいベシャリもなかなか良かったな〜。(エディ・マーフィー的な?)
こういうのも吹替だからこそのテンポの良さ!
スタローンは衰え知らず!
エクスペンダブルスシリーズやロッキー、ランボーの続編もやっているスタローンは、さすがに現役感バリバリ!衰え知らずの身体で余裕たっぷりです。
ロッキーシリーズなどでおなじみの「生卵数個イッキ飲み」「デカいタイヤひっくり返し」「トラック引っ張り」をこなしてくれますが、これまたおなじみの「食肉工場でぶら下がった肉を叩く」シーンでは、トレーナーのじいさんから「おいおい!衛生的に良くないぞ!」(いまさら?)と言われてやめる、というオチがあってクスっとしました。
脇役&カメオ出演にもビックリ!
デニーロとキムベイシンガーの息子役として出てきたのが、「ウォーキング・デッド」のシェーン!こと、ジョン・バーンサル。(最近やたら映画に出て来るな〜)デニーロとの微妙な距離感をうまく演じていました。
あと、エンディングでタイソンとホリフィールドが出てきて驚き!このシーン、アメリカ人に大ウケだったんでしょうか。
圧倒的にスタローンが強いだろ…と思いきや、意外とデニーロも頑張っているので、じいさんになっても身体を鍛えるのは素晴らしい!!というか、「やっぱり筋肉は正直だ!」ということをしみじみ感じさせられた映画でした。
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