映画「カイジ ファイナルゲーム」を観てきた
悪魔的だ〜!!!
観てきましたよーー
「カイジ」映画シリーズ第三弾!!
この映画、とにかく評判が今ひとつなのでなんの期待もせずに観に行ったら、まさに悪魔的なまでの客席ガラガラっぷりでしたが、意外と面白かったんですよ。
漫画の「カイジ」は、ゲームやカラクリの説明がわかりづらくて途中でギブアップしてしまいましたが、映画のカイジはテレビで最初のだけ観ました。
それにしても、漫画版のカイジはこんなんなのに↓
映画版のカイジは藤原竜也ですからこんなんです↓
もちろん映画版のカイジの方が見目麗しいので好きです。
今回の映画では、カイジが「ギャンブルのスーパーヒーロー」みたいな扱いで描かれていて、漫画版でいつもダラダラと汗や涙を垂らしてざわざわしているカイジとはまったく違いました。
以下、あらすじです。
2020年・東京オリンピックの終了を機に、国の景気は急激に失速。
金のない弱者は簡単に踏み潰される世の中になっていった。
派遣会社からバカにされ、少ない給料で自堕落な生活を送るカイジは、ある日、帝愛グループ企業の社長に出世した大槻と再会。
大槻から、金を持て余した老人が主催する「バベルの塔」という、一獲千金のチャンスを含んだイベントの存在を知らされ……。
引用:映画.COM
雑感想
感想としては、
今回の映画は、福本先生の作ったオリジナルストーリーという触れ込みだけど、
カイジは漫画の方がいいな・・・
ということです…
漫画なら納得できそうな話なのに、映画で「貧困になった近未来の日本」なんてやっちゃうと、いったいどういうふうに観たらいいのかわからなくなってしまうからです。
「近未来の日本」なんて妙にリアルな設定なのに、「そんなことあるはずないだろっ!!」という異常なまでにネガティブな未来が描かれていたんですよね…
まさか信じる人はいないと思いたいんですけど、もしかしたら、ふだんワイドショーしか見てないような、Yahooコメントに感情論を書き込むような層が観たら「恐ろしい未来だ・・・日本が滅びてしまう!!政治家はひどい!!!富裕層はひどい!!!!」なんて言い出しかねないと思ったのです。
これはあくまでも
虚構の世界ですからねっ!
ワタシは最初そんなことを思いながら観ていたんですけど、とにかく吉田鋼太郎の悪役っぷりが良くて途中からどうでもよくなりました。
▲おしゃれなのでファッションにも注目!
それにしても相変わらず吉田鋼太郎の顔のパーツは真ん中寄りでした。
メガネスーツ男子が最高
そしてそして、福士蒼汰と新田真剣佑の2大メガネスーツハンサム対決ですよ!
▲左・まっけんゆう、右・そうた
福士蒼汰はわかりました。しかし、新田真剣佑のことはあまり知らなかったのでこの記事を書くために調べたら、千葉ちゃんの息子さんなんすね!!
おばちゃんビックリしたわ。
「戦国自衛隊」の千葉ちゃんが好きなので観たことない人はぜひ観てください。最高です。
薬師丸ひろ子や真田広之も出てるよ!
しかも、にった、じゃなくてあらた、なんすね!
千葉ちゃんの息子、と知って納得したんだけど、彼の肩周りモキュモキュだったんですよ〜
スーツを着ててもはっきりわかる筋肉量!!
童顔メガネモキュモキュスーツ男子
VS
クールスマートメガネスーツ男子
福士蒼汰の冷酷な感じも良かったです。
ゾクゾクしました。
藤原竜也がいつも通り
藤原竜也のカイジっぷりも、いつも通りで安心感がありました。
なんでだよぉおお〜!
と言わせたら日本一だよね
理不尽さに怒る竜也、頼られて困る竜也、逆転してこれでもかと罵詈雑言を言い放つ竜也、すべてを竜也が持っていくのです。
カイジ=竜也を飛び越えてもはや
竜也=竜也になっているではありませんか…
まあそういう映画ですので、きちんとした映画を観たい方にはまったく向きませんが、
・藤原竜也を観たい
・メガネスーツ男子たちを観たい
・吉田鋼太郎の、中に寄った顔をスクリーンで観たい
・竜也の雄叫びを映画館の音で聴きたい
人には最適だと思うのでぜひ。
日テレでやるだろうから待っててね♡