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【網戸は】強風の日の夜の訪問者に翻弄された話【川をまたがない】

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シャイニングオバさん登場

今のアパートに越してきたばかりのある日の話です。

 

その日は、朝から一日中強い風が吹き、時折強い雨が降ってくるような荒天でした。

 

ヒーヒー言いながらチャリを漕いで会社から帰宅し、夕飯を作っていると、

 

ピーンポーン!

 

チャイムが鳴りました。

誰か来たようです。

 

どうせN○○か新聞だろう…それにしちゃもう夜だぞ!迷惑だな〜!

味噌汁の具を切っている最中でしたので、若干イラッとしつつ「はあい!」と言ってチェーンをつけたままドアを少し開けると、


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知らないオバさんが!

ものすごい怒りの形相で!

立っている!!

 

 

映画「シャイニング」のあのシーンを彷彿とさせる光景に思わずREDRUM…とつぶやきかけましたが、意味がわからない人はぜひ映画「シャイニング」を観てください。でも、観ても意味がわからないかもしれないので、ぜひスティーブン・キングの原作を読んで下さい。

 

シャイニング (字幕版)
 

 

 

もうすぐ続編である「ドクター・スリープ」の映画も公開されます。

 

youtu.be

 

網戸が川をまたいで飛んできた

 

「…えっと…なんでしょうか…?」

 

恐る恐るワタシが尋ねると、

怒り💢んぐオバさんは、

自分はあそこのマンションの二階に住んでいる者だ。

と言ってきました。

 

ウチは川沿いにあるアパートです。

連なっているのは主に一軒家が多いのですが、川を挟んで斜め向かいにデカいマンションがあるのです。


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そこの住人でした。

 

いったい、なんの用でしょうか?

 

「はあ…?」

 

「あのねー!お宅の網戸がウチまで飛んできたのよ!邪魔だからちゃんと持って帰ってくれる?」

 

「???ウチの…網戸?ですか?」

 

「そうよ〜!」

 

「飛んで?」

 

「そうよ〜!!」

 


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川をまたいで網戸が飛ぶ絵

 

思考崩壊した 

普通に考えると、ありえない話ですけどね、

オバさんのあまりの勢いに圧されてしまい、ワタシ、ついつい「ちょっと確認してきますね!」と言って、部屋に戻ってちゃんと網戸があるか確認したんです。

 

普通に考えると、ありえない話ですけどね、

そこで、「あっ!網戸が一枚しかない!!」

って思っちゃったんですよ。

 

網戸が二枚なわけがないのに、

一枚しかない!一枚なくなってる!

と完全に思考崩壊してしまったのです!

 

おっそろしいよね〜心理ってこんなに簡単にコントロールされちゃうんだよ〜

(いや、単にワタシがボケボケしてたから…)

 

そんで、オバさんに

「あ!すみませんでした!網戸、取りに行きます!」

っつって、一緒にそのマンションに行って、ゴミ捨て場に置かれてた網戸を持って帰って、部屋の窓に嵌めようとしたら、

 

サイズが

全然

違う!!

 

 

その網戸、ちゃんとしたマンションのベランダ窓の大きさの網戸だったんですよ。

明らかに、アンタんとこのマンションのやつだろ!っつー。

ウチは築50年くらいの昭和ボロアパートだから、一回りは小さい網戸なのっ!

 

クッソー!!

騙された!!

アっタマにきたー!!

 

そもそも、凄まじい台風ならともかく、これくらいの風で網戸が川をまたいで飛んでくかい!

 

「もう〜気をつけてよね〜」と勝ち誇った顔のオバさんに

「ホント、すみませんでした…」なんて謝っちゃったりしちゃったじゃないの!

謝り損!!マウント取られすぎ!!

 

プンプンしながら外に出るも、オバさんはすでに帰ってしまっていたので、仕方ないから再びそのマンションのゴミ捨て場に網戸を戻しておきました。

(ボイーん!!!って投げ捨ててやったわい)

 

 

名前も部屋番号も聞いてなかったし、あれから一度も会ったことがないけど、向こうはこっちのこと知ってるんだから、お詫びの一つでもしてこいや!って思いつつも、

なんでウチの網戸だと思ったのかをぜひお聞きしたい!!

 

あそこまで確信して怒って押しかけてきた、その理由を知りたくてしょうがない泉沢なのでした。

 

友達にこのこと話したら呆れられました。。。(ワタシのボケっぷりに)