ITの後編を観てきたドン
映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』予告編
悪夢のデパートみたいな映画
ああああああ〜!!!
怖かった・・・
この映画、人が殺される系の怖さじゃなくて、悪夢系の怖さだったよ〜。
▲何度か描き直してコレ…
フレディーちゃんのエルム街の悪夢の頃とは全然!悪夢のリアルさが違いますからッ!!
テレビドラマ版の「IT」の方が良かったのにな〜、なんてほざいているブログもありましたけど、断然、新しいこちらのほうが怖いし楽しかったですから!
▼テレビドラマ版のやつ(これはこれでいい)
そうです。
この映画を観終わって電車で帰路についている時に、スマホで感想ブログを手当たり次第読みましたけど、なぜか評価が低かったのでワタシは憤っておるのです。
「ぜんぜん怖くないし途中で飽きた」だの「つまんなかった」だの・・・挙げ句の果てにテレビドラマ版の方が良かっただの!
あの雑な造りのが良かったってか?思い出補正にも程があるわいッ!!
まあね、前編の「IT それを見たら終わり」は確かにそれほどでもなかったんですよ。
ペニーワイズとかホラーパートはとても良かったけど、少年少女の青春パートがつまらんくて・・・
もっともっと悪夢みたいなのを見たかったんですけど、今回の後編でその願いは叶えられました♡
だってこの映画、まさに悪夢コレクション…悪夢のデパート状態だったからです。
なんなら、この後編をエンジョイするための前編だったのだ、と言っても差し支えございません。
雑感想
雑感想を書いていきます。
○子供時代と大人時代の顔が微妙に似ているようで似ていなかった。
○デブだったいじめられっこが一番出世していて超イケメンになってたのが良かった。
○スティーヴン・キング自らが出演してた。(おじいちゃんだけど背が高くて雰囲気あるんだよね〜!すんごい特徴的な顔だからすぐわかった)
○キングがいつも言われている「お前の小説はオチが弱いからつまらない」というセリフを自らが言ってて笑った。
○ルーザーズクラブの面々よりも、街の若者や子供がペニーワイズにやられるシーンがけっこうエグかった。
○「ジョーカー」のパロディっぽいシーンがあった。
○他にもパロディつーかオマージュがたくさんあったので、見つけるたびにおっ!おっ!と思って楽しかった。(遊星からの物体Xとかシャイニングとか)
○たまにクスッと笑える所もあった。
○最後、完璧に泣いた。(恋愛面と友情面で)
ネタバレ!IT(ペニーワイズ)を倒す方法
ちょいネタバレになっちゃいますが、この邪悪ピエロをやっつける方法は、なんと!
「言葉」でやっつけることだったのです!
そうです、罵詈雑言を浴びせてやっつけるの。
クソピエロ〜!とか白塗り野郎!とかw
これ観ながら、「ラッパーだったらあっという間にやっつけられそうー」って思っちゃったのです。
▲久々登場!ラッパー泉沢
あいにく、ラッパー泉沢はアラフィフOL系ラッパーですので、ペニーワイズに対しても
「ヘイヘイ!よ〜!白髪染めしてんだろ?そのへなへなのオレンジ頭、ヘナ使ってんじゃねえ?」
「よ〜!よ〜!人肉ばっかり食べてっから野菜不足なんじゃねえの?ビタミン不足ー不測の事態ー」
ぐらいしか出てきそうにありません。
攻撃力の強いバースを繰り広げられる自信がないです…
今日、久しぶりにブログ友達であるニシガキ氏がブログを更新していたので読ませてもらったら、記事中でラップを披露していたので感化されました。
www.naoki-nishigaki-dokuritsu.com
▲Nダボゥ「労働 RAP」の完成度の高さ!
それにしても、しょぼしょぼに縮んでしまったペニーワイズがみんなに「お前たち、大人になったな…」みたいなこと言うんですけどなんか知らんが感動したわ…
約3時間もの長い映画なので、冷たい飲み物は控えて、直前にトイレに行って臨んでください。
ちなみに前作を観てからじゃないとつまらない、というか全くわからないと思うので必ず前作を観てから観に行ってください!
▼前作。この前地上波でもやってて話題になったよね〜(カットしまくりだったけど)
言葉は凶器にもなるし、優しい気持ちにもなることができるってことを映像化した素晴らしいラストでした。