神保町のビレバンが閉店セールをしていた
ビレバンことヴィレッジヴァンガード、一応「遊べる本屋」というコンセプトですが、黄色の紙に書かれた手書きPOPやとんでもないグッズが詰まった福袋で有名な雑貨&本のお店をご存じでしょうか?
10年前ぐらいまではしょっちゅう行っていました。
友達への(くだらない)プレゼントや面白そうな本を探しに・・・
よく行っていたのは吉祥寺店で、東急百貨店の裏にあるビルのコンクリート造りの階段を下りていくと地下にあったのです。
地下全部がサブカル満載の広ーいビレバンになっていてその名の通りのアンダーグラウンドショップ。
サブカル・アングラ大好き人間ですから、1時間は必ずうろうろしていたものです。
この吉祥寺店はもうなくなりましたけど、似ている雰囲気の神保町店にはたまに行っています。
こちらでは吉祥寺店と同じように地下にあって、広ーい空間にこれでもかと詰め込まれたくだらないグッヅの数々を見て回れます。至福~!
しかし最近、店内を見て回っているとふつうのバッグやTシャツの占める割合が増えてきてるな~とほんの少しイヤーな雰囲気を感じ取りがちなのです。
バカバカしいものが売れなくなってきた、もしくはバカバカしいものが売れても利益が上がらなくなってきた、のではないかとバカバカしいもの愛好家のワタシとしてはヒヤヒヤしている、というかんじです。
念のためですが、ワタシはバカバカしいもの愛好家と言っておきながらお店で冷やかすだけですからね。
コレクターではなく愛好家ですから愛でるだけ。
そんな人が多かったらそりゃあお店の売り上げが立たなくなっちゃいますよねー
まあそんなこんなで昨日、神保町に行ったのでついでにビレバンに寄って来ました。
そうしたら、
「閉店セール」をやっていました・・・
正直に書きましょう…
閉店セールの文字を見て、悲しい気持ちよりなんかいいものが安くなってないか?!というワクワク感の方が大きかったのです。
バカバカしいもの愛好家ではありますが、ビレバンファンではないですから…
そしてセールの空間の方に行ってつらーーーっと見て回りましたけど、すでにいいものらしいものはすべて漁られていて何もありませんでした。
ちっ。
閉店セールは告知されてすぐに行かないとあっという間に漁られてしまいますよ!
ここんとこ、マジで倍率が上がっています。
街をフラフラして気づいたこと
傷心のままいろんな場所をフラフラしていたら、気づいたことがありました。
例のウィルス騒動のためか、街を歩く人の数が明らかに激減しているのです。
土曜日なのに電車にも座れました。
いつもなら観光客がたくさん乗ってきて銀座なんかでだあっと降りていってましたから、なんだかさみしいような嬉しいような複雑な気分になりました。
あと、飲食店には人がけっこう入っているのに、洋服屋さんにはまったく人がいませんでした。
日本橋三越のビックカメラ
日本橋三越に行きました。
ビックカメラが新しく入ったというニュースを見たからです。
そうしたら、店員さんのほうが多いぐらいスっカスカだったの!
▲新しいニオイがするフロア
2/7にオープンしたばかりですよ…っ
おそらくインバウンド需要を見越しての出店だったんでしょうけど、完全に失敗です。
秋葉原や新宿の家電屋のような活気がなく、まあたぶんそういう家電屋にはしないというコンセプトなんでしょうけど、店員さんが寄って来たりしないでピシッと直立しているだけなのです。
日本橋三越のブランドを崩さないようにしているイメージね。
ワタシの中で、日本橋三越といえば昔のテレビ番組「レディス4」の中での日本橋三越コーナーですからおば様御用達のイメージしかありませんよ。
すでにこんなワタシがおば様の年齢になっていますが、日本橋三越の6階にいくためにエスカレーターに乗って他の階を見ましたが、ビックりするくらいお客さんがいなくてガラッピだったので、服を見る気にもなりません。
昔ながらの百貨店、かなりヤバイです・・・
ちなみに上野の「パルコヤ」には結構日本の若い人たちがいました。
ひょっとしたら日本橋、という場所が日本人にとっては古臭いのかもしれません。
インバウンド需要のあやうさを思い知ることができたとともに、国内だけだと消費がかなりヤバイということにも気づいた土曜日でした。
以上です。
今日はだらだらしていてもうこんな時間…