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【読書感想文】中年女性教師にされた地味にトラウマな仕打ちシリーズ①

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中年女性教師恐怖症

ワタシはなぜか昔から中年女性教師と相性が悪いのです。

この間、友達と先生の話をしていてトラウマが蘇りました。

 

小学校2,3年生の時のM先生

小学校2年と3年の時の担任、中年女性教師M先生は当時30代前半だったと思われます。


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3年生の時、読書感想文を書く授業で、書けたら前の教台に座っている先生の所に持っていくという場面がありました。

 

ワタシは文章を書くのが得意だったので、意気揚々とクラスで一番早く持っていき、先生がじーっと読む姿をドキドキしながら見ていました。当然、すぐにOKが出ると思いながら。

 

すると、読み終わった先生は「やりなおーし!!」と言って原稿用紙をワタシに突き返したのです。

やりなおーし!!の、一言だけです。

 

ええ、まだ覚えていますよ。

あの冷たい目つきと言い方を。

40年経っても忘れません。

 

編集者が新人漫画家の原稿を読んでから突き返すのだって、せめて感想とか意見を言って返すと思うんですよ。

M先生は、突き返しただけでした。

 

困惑したワタシは、席に戻って、この辺がダメだったのかな?それともこの辺かな?と消しゴムであちこち消しまくって懸命に書き直しました。

その間に、他の生徒が続々と前に行って先生に見てもらっており、「よし!合格〜!」という声が聞こえてきます。

 

焦るワタシ。「これでよし!」と思って、第二弾を持っていきました。

じーっと読む先生。

「全然ダメ!やりなおーーし!!」

全然ダメがついてまた突き返されました。

一体、どこが全然ダメなんでしょうか?

 

今のワタシなら「はああ?どこをどうすれば先生は気に入るンすかねえ?」くらいは言ってやれますが、その時のワタシは半ベソをかくことしかできませんでした。

 

席に戻ってまた消しゴムでゴシゴシして、今度は全面的に書き直しました。

「こうしたら先生がきっと気に入るだろう」と考えながら…

 

そして三回目に持っていった頃には、もうほとんどの生徒に合格が出ていて、ワタシを含めて数人しか残っていませんでした。

「お願いします」意を決して差し出すと、先生は表情を変えず受け取り、読み始めました。

 

ドキドキ…

 

「ダメ!やりなおーーし!!」

ダメでした。

ぐすん。ぐすん。

ワタシはもう完全に本泣きしてしまったのです。

学校で泣いたら恥ずかしいから我慢!と思っていたのに…

 

先生は泣きじゃくるワタシにもまったく容赦をしませんでした。

「やり直してこい!!」

現代ならば完全に問題になるレベルの発言です。

1970年代ではまだこういうことが普通にあったのです。

 

さすがのワタシもついに泣きながら訴えました。

「どうしたらいいんですか?」

 ここでやっとM先生は態度を少し軟化し、

「泉沢さんが言いたいことは何っ?それを書きなさい」

と言いました。

たかだか本を読んで言いたいことなんて出てきますか〜?

せいぜい「〇〇というところがおもしろかったです」くらいですよ...

そして、もうそういうことはわかっていましたから最初にちゃんと書いていたのです。

でも、そうじゃないんじゃないか?と思ったので何度も書き直したのです。

 

仕方がないので、鼻水をすすりながら、最初に書いたようなことを少し変えて書き直して四回目の提出をしました。

 

「よし!合格!!」

 

 やっと合格した時には、ワタシが最後になっていました。

一番最初に持っていったワタシが合格したのが一番最後だったというわけです。

他の生徒はみんな合格していて、他の本などを読んでいました。

 

結論

このエピソードによってワタシが感じたことを羅列します☆

  1. 中年女性教師全般が怖くなった。
  2. 大人は、イキっている子供に正当化した罰を与えようとする。
  3. 読書感想文は、いくら褒められるように書いても評価する人次第。
  4. 書き直しをさせられることで、いろんな書き方を必死で考えることができた。
  5. でも、文章を書くことや先生に対して強烈な苦手意識が残ってしまった。

 

以上です。

 

M先生の息子のこと

実はM先生には、ワタシと同い年の息子がおり、高校でそいつと同じクラスになるという因縁がありました。

しかも、仲のよい友達が「Mくんってかっこいいよね!!」と言い出したので、ワタシは「Mのお母さん、最悪な先生だったよ…これこれこういうことがあって〜」と大暴露してやりました。

 

その友達としては、Mの母親の話をされても…と困ったと思いますが、ワタシにしてみれば、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。ならぬ、母親憎けりゃ息子まで憎い。という気持ちでしたから悪口が止まりませんでした。

 

息子Mは、M先生の面影がある顔つきだったので本当に見るのもイヤでしたが、偶然ワタシの席の後ろだったことがあり、プリントなどを回す時に振り返らざるを得なかったという…

 

でも、あまりに避けている雰囲気をロコツに出していたため、話しかけてこなかったのが幸いでしたけど...(今考えると別にどうでもよかったと思うわ)

 

中年女性教師にされた地味にトラウマな仕打ちシリーズ、まだ続きます