LOOPER/ルーパーを観た
アマゾンプライムビデオで「LOOPER/ルーパー」を観ました。
何年か前に少し話題になっていたような気がするこの映画、タイムトラベルものは大好きなのでワクワクしながらダウンロードしておいて、先月新幹線の中で観たのです。
『LOOPER/ルーパー』(Looper)は、
ライアン・ジョンソン監督による2012年のアメリカ合衆国のSF映画。
出演はジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ブルース・ウィリス、エミリー・ブラント。
舞台は2044年のカンザス州、ジョーは未来の犯罪組織の依頼で過去にタイム・トラベルしてくる標的を処理する殺し屋、通称「ルーパー」だ。
しかしある依頼で処理することになったのは、30年後の未来からやってきた自分自身だった。
未来の自分を殺せずに取り逃がしてしまったジョーは、彼が標的にしている相手が30年後に未来の犯罪王「レインメーカー」となる幼い子供であることを知る。
ウィキペディアより
微妙な映画だった
ワタシは、映画を
①面白かった映画
②面白くなかった映画
③面白くも面白くなくもない映画
と、大きくわけて考えるんですが、今回の映画はまさに③だったんですね。
ただ、①〜③それぞれに更に
a.印象に残った
b.まあまあ印象に残った
c.忘れた
という分け方をしていまして、今回はbでした。
つまり、③-bです。
面白くも面白くなくもなく、まあまあ印象に残った映画。
このブログに上げる映画はおおむね①-aですから、この映画の微妙さがおわかりになるかと思います。
宇多丸や町山氏が絶賛していたような気がしますが、やっぱり好きずきってありますよね〜!
あと、観る直前に知ってしまったのです。
監督が、あの「スターウォーズ/最後のジェダイ」の監督だということを!
このスターウォーズはまさに
②-cでしたからねっ!!
ライアン・ジョンソン…このありふれた名前の映画監督のことは忘れたくても忘れられませんよ!映画の内容は忘れましたけど。(忘れたい)(恨み)
そんなこんなで、観ていても、「この監督がやりそうな演出だぜ、ちっ」とか「なにこのわざとらしい感じ!」とか、ネガティブなイヤミばっかり頭に浮かんでくるのです。
せっかくの、若い主人公と30年後の主人公が闘う、というトンデモ設定も、「顔、無理やり似させてるけど違い過ぎやろ!!!」と、怒りの燃料となるだけだったのです。
ブルース・ウィリスは、いつものダイ・ハードな彼を演じていてまったく新鮮味がありませんし、なんならジョン・マクレーンみたいなクスッとする感じすらなくひたすら悲劇の闘う中年でした。
そして、子供のヒステリー演技がホラー映画並みでものすごく怖かったです。
あと、エミリー・ブラントがこのホラー坊やの母親を演じていて、やさぐれた雰囲気の田舎のシンママ感がとてもよかったです。
この映画をアマプラで無料でDLできたのは先月までで、先程見たらふつうのレンタル¥400になっていました。
プライム会員の方は、たぶんまた無料になるかと思いますので、それまで待った方がいいかと。
まあそこまでどうしても見るべき映画ってほどではない気はしますけど。
ターミネーターと刑事ジョン・ブック目撃者を見てほしい
コレを見るなら、「ターミネーター」の1と2、「刑事ジョン・ブック/目撃者」を見るのをおすすめします。
はっきり言って、内容がほとんどこれらの映画とカブっていたからです。
ターミネーターはみんな見ていると思うので、刑事ジョン・ブックの話をしますけど、
この映画、色気バツグン時期のハリソン・フォードと、この後に「トップガン」でトム・クルーズといい仲になる女教官役としてブレイクしたケリー・マクギリス が出ているんですけどね、いやあ〜この二人の演技が良くてのう...オトナの恋...
殺人事件を目撃してしまった少年を守るために、刑事が少年と少年の母が暮らす集落に住むって話なんですけど、この映画で初めて「アーミッシュ」という集団のことを知りました。
つーか、ハリソンが!かっこよすぎて!鼻血が!出そうになる!映画です。
レンタルするなら買ってもいいくらい...♡
あれれ?ルーパーの話はどうなったんじゃ?