映画「マネーモンスター」がかなり面白かった
AmazonPrimeビデオでPrime会員無料の映画をDLしておいて、新幹線で鑑賞するのが習慣になっています。
今回は、2016年の映画「マネーモンスター」を観ました!
あの!ジョディ・フォスターが監督で、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが出演しているという大物俳優揃い踏み映画です。
こんなにゴージャスなのに、なぜかあまり話題にならなかった気が…。
ワタシも何かの映画を映画館で観に行った時に、この映画の予告をやってたのは覚えていましたが、「生放送中に爆弾犯がジャックする」というありきたりな設定に、そこまで面白くなさそ〜ってスルーしちゃってたんですよ。
ところがっ、いざ観始めたらけっこう面白くて90分があっという間でした。
ざっくりあらすじ
ジョージ・クルーニーは、「マネーモンスター」というアメリカの人気株投資番組の司会者です。
ジュリア・ロバーツは、その番組の敏腕ディレクター☆
で、「今、◯◯の株を買ったら大儲けできるぞー!買っとけ〜!」と番組で言っちゃったのに、その株、バク下がりしちゃうんですよ!
いやもちろん自己責任なんだけどさー、「母ちゃんの少ない遺産でその株買ったのに、テメエどうしてくれんだよっ!!!」と生放送中に、爆弾を持った若造が乗り込んでくるんです。
そんでジョージに爆弾を巻き付けて、自分はスイッチを右手に持って「この手がスイッチから離れたら大爆発すっぞ!!」と脅す若造〜自爆テロ〜
ディレクターのジュリアは、ひえー!やばいやばい!!となりながらも、とりあえずカメラマンなど重要なスタッフだけにしてみんなを脱出させます。
そんで、荒ぶる若造をなるべく刺激しないように、ディレクタールームから冷静にジョージに指示を出していきます。(耳につけたワイヤレスイヤホンで)
このへん、ジョージが仕掛ける心理戦が見ものでっす!
そもそも、この株、なんでこんなにバク下がりしたのかナゾなんですよ〜
若造は「どういうことなんだよ!?おかしくねえか?」と叫びます。
ジョージも始めはアルゴリズムの暴走?が原因だと思ってたんですが、「そういやなんか変だな?」と思うようになります。
まあ、警察の無能さやら背後にあったいろいろやらを絡めつつ、事件は思わぬ方向に…。
ジョージ・ジュリア・ジョディ
サスペンス?ってほど緊迫しないけど、テレビで放送したらウケそうな、大変わかりやすい映画です。
何より、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツがすごく良くて、この二人に気を配った作りになってるのが、80〜90年代洋画ファンとしてはたまりませんでした。
だって、あのジョディ・フォスターが「そうそう!ジョージ、いいわよ〜!もっともっと怯えた顔をちょうだいっ!!」とジョージに言ったり、
「ジュリア、今の表情、最高…。でも、あなたならまだまだ感情を込められるはずよ!」なんてジュリアに言ったりしたんだろーなあ〜と考えるだけで恍惚ものじゃないッスか?
ワタシは「羊たちの沈黙」でのジョディ・フォスターが大好きなのですが、あのクラリス捜査官のイメージがそのまま残っているので、どうしてもあの、口を半開きにして目を見開き、レクター博士と向かい合う時の表情で監督する姿を想像してしまったのです!
ジョディ・フォスターってなんかいいよね〜♡
結局、監督のことを褒め称えるおかしなレビューになってしまいましたが、90分という短め時間でサクッと楽しめる映画ですので、アマプラ会員の方はぜひ無料(2019/6/13現在)でお楽しみください☆
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ジャケット写真ほど緊迫はしないよ〜