下の部屋の女性の大声にもう限界
下の部屋の兄弟の妹(デッカちゃん)の声がうるさい、という話を以前に書いたのですが、相変わらず、夜中までうるさいので、ついに動いてみたという話です。
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でかい声をやめさせるために考えた方法
1.手紙をポストに入れる。
2.直接、下の部屋のお兄さんのほうに話をする。
3.管理会社に言いに行く。
以上、3つの方法を考えました。
で、まずは1.の手紙をポストに入れる方法なんですが、普通のアパートやマンションなら部屋数がたくさんあるからどの部屋の住人が書いたのかわからないでしょうけど、ウチの場合、ウチと下だけなので明らかにウチが書いた、とわかってしまうのです!
コレは、あまり良くありません。
ということで、「近所の者より」と書いて、ウチじゃない感じを醸し出そうとしました。
夏前ぐらいから、そちらの部屋から女性の大声が聞こえてきます。
夜なので困っています。子供が怖がっています。
申し訳ありませんが、少し控えるようにお願いできないでしょうか?
こんなふうに、いかにも近所の家族の人からの苦情のように書いてみたのです。
で、コレをポストに入れようとしたのですが、
下の部屋のポスト、
いっつもパンパンw
だらしないったらありませんよ!
だらしないから、人に迷惑かけてることもわかんないんだろうけどさあ〜
まあしょうがないので、ポストが空いたら入れとこうと思って、手紙は保留にしておいたのです。
で、この前、友達にこの話をしたら、「いかにも自分が被害者!って感じの手紙はよくないんじゃないの?」と言われ、「もうこういうのは、徹底的に相手を心配するくらいの内容のほうがいいよ!」ということでしたので、
夜に奇声が響いてきますが、大丈夫でしょうか?
心配です。
くらいの、大変わざとらしい内容に書き換えてみました。
しかし、いつまでたってもポストはパンパンのままでなかなか投函できません。
そして、デッカちゃんの大声も相変わらずです。
そこで、2.か3.の方法を取ることにしましたが、お兄ちゃんは毎晩12時くらいに帰ってくるので、12時には必ず床についているワタシにはハードルが高すぎます。
で、3.の管理会社に言いに行く方法を取ってみました。
管理会社に言いに行った
管理会社は散歩コースにあるので、休日の昼ごろに寄りました。
ウチの管理会社は地元密着系のアットホームな会社ですから、ワタシが入るなり「あっ、もしかしてまたどこかが壊れましたか?」なんて言ってきたりして、とてもツーカーな仲なのです。
社員もまったく変わりませんから、どの人でもワタシが何者でどこに住んでいるかわかっているのです。
アウトソーシングだの効率化だのがもてはやされている昨今ですけど、こういう昔ながらの地元・顧客密着の会社もいいものです。
ただし、いまだに手書きの契約書&手書きの封筒とかはどうかと思うけどさ…
で、さっそく
「あのですね~…下の部屋に最近入った人たちってどんな人たちなんでしょうか?」
と軽いジャブを出してみました。
(どんな人たちか知ってるけど)
すると、
「・・・ああ、あそこねえ、ウチじゃなくて大家さんが管理してるんですよ」とのお答え。
「やっぱり…そうですか…」
実はちょっと疑っていたのです。
この管理会社が仲介してるなら、なにかしらの挨拶や話があるはずなのに一切なく、突然入ってきたからです。
で、この管理会社を通してなら、こんな無茶な人たちが入るはずがないのです。
管理会社は意外とキッチリしているのです。
きっと大家さんが、管理会社に払う手数料などが惜しくなって自分で募集をかけたか、知り合いかなのでしょう。(ろくでもないな~)
こう考えるとやはり、餅は餅屋、という言葉も信ぴょう性がありますねッ!
むーん。。。としながらも、ズバッと言ってみました。
ワタシ「あのですね、夜に下の部屋から女性の奇声が響いてくるんですよ。一体なにをしているのかすごく怖くて…」
(わざとらしく怯えた目をしてみる)
管「えっ?奇声??…どんな感じですか?」
ワタシ「いきなり、ぎゃあああっ!!とかすごい声が聞こえてくるんです」
管「うーーーん、それは困りますねえ・・・しかし、管理されてるのが大家さんなんでねえ…」
ワタシ「そうっすよね…んじゃ大家さんに言ってみますわっ」
管「いやいや、こちらから大家さんに言っておきますよ!大丈夫です。」
ワタシ「そうですか、すみません!ありがとうございます!」
というわけで、お願いして管理会社を後にしたのです。
結果発表
で、この後、買い物などに出かけて夜に帰ってきたらば、いつもならデッカちゃんの声が外にまで響き渡ってきていて憂鬱になっていたのですが、今日はなんと、電気が点いているのに静かです!!
こ、これは
大勝利の予感!!!!
そしてこの日はずーっと静かで、
お兄ちゃんが帰ってきた時に「ごめんねえ~」というしょんぼりとしたデッカちゃんの声が聞こえてきただけだったのです!
(こんな声まで聞こえるw)
たぶん、管理会社→大家さん→お兄ちゃんに話が行ったのだと思います。
そしてお兄ちゃんからデッカちゃんに電話があった、と。
さんざんお灸をすえられたのか、デッカちゃんはそれ以来驚くぐらい静かになりました。
むしろ、お兄ちゃんの声の方がうるさいくらいです。
まあ普通の会話くらいならなんの問題もないので平気ですけど。
NEWデッカちゃんを見かけた
昨日、デッカちゃんをスーパーで見かけました。
すると・・・
なんと!デッカちゃんは新形態に進化を遂げていたのです!
もうデッカちゃんの耳にイヤホンはついていません。
もちろんおしゃべりもしておらず、真剣な顔で食材を選んでいました。
▼恐怖だった、以前のデッカちゃん▼
カウンセリングの勉強をしていると必ず出てくるのが、カール・ロジャースの来談者中心療法です。
人間は、成長や自律に向かう「実現傾向」を持つと考え、非指示的な徹底した傾聴が特徴なのですが、
例えば、暗い穴に落ちた種子が少しでも日が当たるようにしてぐいぐいと芽を伸ばしていく様を想像してみてください。
こういうチカラが人間にもありますよ、という話です。
なんとなーくそれを思い出したんですけど、デッカちゃん、電話やゲームへの依存がピタッと止まり、ちゃんとした日常生活を送るようになっているようです。
いや別にカウンセリングしたわけじゃないけど、人ってちょっとしたきっかけでいい方向に向かうことがあるんですね。
もしかしたら、自分でも「あんまり良くないな…」と思いながら、依存した生活をしていたのかもしれません。
デッカちゃんの進化は期待以上でしたけども、実はデッカちゃんはとんでもなくヤバイヤツでもないんじゃないか?と思わせられたのが、
彼女の自転車の鍵に付いていた、トイストーリーのヒロイン、ボーのキーホルダーでした。
ボーが好きならきっとマトモな人なんじゃないだろうか!?と少し安心したのです。
だって、彼女はボーに憧れてるわけでしょ?
ボーは、美しいだけでなく、自立した逞しい女の子なんだから〜
(トイ・ストーリー4、ちゃんと観たよ)
そこに憧れてるのなら、上で書いた「実現傾向」に向かえる素地があったってことだもんね。
結論
◎賃貸物件なら、管理会社に言いに行くべし。
◎こっちは被害者だ!という視点ではなく、「どうしてこうなっているのか」を聞き、「困っているんです・・・(しょんぼり)」というスタンスで。
◎加害者は、気づいていない可能性がある。
◎ちょっとつつくと、うまくいく可能性がある。
◎引っ越した方がいい、という意見もあるが、相手がお金を出してくれるならともかく、被害を受けた上、金銭までかかるなんて冗談じゃないので、できるだけのことはやってみる方向で。
◎明らかにヤバイ人の場合は、あてはまらない。
以上です。
これにてデッカちゃんシリーズ、完結〜!