転んでもただでは起きない日常

アラフィフフリーランスの読んで楽しい漫文ブログ 〜エンタメ・日常・アラフィフあるある〜

遠距離介護サポート1回目(6日目)

スポンサーリンク

看護師さんの機嫌が悪い

朝、父におはよう、というとなぜか機嫌が悪い。さっそくお茶の催促が来たので、吸口で飲ませようとしたら、初めて見る看護師さんがすっ飛んできて、「むせたら危ないのでダメです!!」と言われる。肺炎になったらまた一からだから!と。
私と母、しゅん、とする。看護師さんによって考えが違うのって困るなあ…。どうしてだろう。
その看護師さんが、イライラした調子でお茶をトロミでかんかんかんかん音たててかき混ぜて吸口から父に飲ませたら、さっそく盛大にむせる。
ここのところ、母とふたりでうまく飲ませてたのに…
父、ワザとむせたんじゃないかと思った…

更に「ボディソープとシャンプー、買ってきてください」と言われたので売店で買ってくる。
そういやこの前も、おむつとパッドとおしり拭き買ってきてください、と厳しい雰囲気の看護師さんに言われて買ってきたけど、使われてないよ…タイガーの水筒を買った

イライラしてる看護師さんにこっちもイライラしつつ、母と二人で父のマッサージ。でもその看護師さん、「保温できる水筒でお茶を持ってくるといいですよ」と教えてくれたりして、優しいところももちろんある。

新しい患者さん

そして今日から隣のベッドに新入りの患者さん

息子さんらしき人(50代くらい)が午後から来て、小さな声で会話している。

その息子さんが帰った後、私と母が「お父さん」と父に話しかけるたびに「ほおい」「なんだー?」と返事を返してくる。耳はよく聴こえているが目が見えないのかもしれない。多分同じように脳卒中で緊急入院の患者さんだから朦朧としているのかも…。

いい看護師さん

夕方から来た看護師さんはすごくいい人で、
弟が、父の右手がパンパンになっている(点滴の針のところ)のを気にしてその看護師さんに言いに行ったら、ちゃんと説明してくれた。
ついでに私がお茶の件を聞いてみると、ナースステーションに戻って他の看護師さんたちと相談してからこっちに来て、
「あげて大丈夫ですけど、むせたら看護師しかあげられないことにします。ちゃんと起こして、目が覚めてから、で約束してくださいね。こちらでも統一しますね。」
と、言ってくれる。

こういうふうに伝えてくれる看護師さん、ありがたいよ〜)すごくホッとしたし嬉しかった。
さっそく父がお茶催促。
吸口からおそるおそる飲ませるが、ちゃんと飲める。ちゃんと飲めるね、と言ったら
だから大丈夫だって言っただろ!と言われる。

父に「東京で食べたいものあるか?」と聞く。
歌舞伎座で歌舞伎の合間に弁当食べたい、伊勢丹の上の階で食事したい、などとセレブなことを言い出す。とりあえず、早くまたいっしょに食べたい。(そんな所に行けるかどうかはさておき…

明日には東京に戻るので、しばしのお別れ。

またもや号泣してしまう。

 

タイガーの水筒を買った

帰りに、家電量販店に寄ってタイガーの直飲み水筒を買った。母に見せると「これすごくいいね!明日からこれにお茶入れていくね。」と言って喜んでくれた。

つーか、ずっとペットボトルに詰め替えて持って行ってたのもどうかと。

 

 


タイガー 水筒 200ml 直飲み ステンレス ミニ ボトル なめらか 飲み口 サハラ マグ 軽量 夢重力 パウダー グリーン MMP-J020-GP Tiger

 

↑こちらの水筒。この位の少ない大きさでちょうど良くて、母のカバンにもすっぽり入って軽いのでとても使いやすそう。

あと、口が広いのでお茶を入れるのがラクだし、部品も少なくて洗いやすそう。

 

今日の夜は、なんとなくたくさん食べられそうだったので、スーパーの惣菜売り場で、春巻きとチンジャオロースを買ってみる。

明日の朝には東京に戻るので、母が1人になってしまう。他にトイレットペーパーやらゴミ袋やら足りなさそうなものも買い込む。母は毎晩、食欲がなくなってしまうが、袋うどんが食べやすくて助かるようなので、袋うどんを山ほど買い込む。

心配ごとは尽きないけれども、やれることはやってあげたい。もう30年も離れていた唯一の家族なわけだし。(あ、バツイチ子供なしなので身軽です。)