ドッキドキの胃カメラ検査
この間、会社の健康診断で胃カメラ検査(内視鏡検査)をしてきました。
ここ数年、バリウム検査しかやってこなかったので、そろそろやった方がいいかな〜と思って申し込みしたものの、もう気が重い。重い。
約15年ほど前に、ナゾの高熱が続いて検査入院したことがあるんですが、その時の検査の1つに胃カメラがあって、あの時の苦しさは忘れられない。(いや、忘れかけてるような…)
とにかく、
「ゲップがまんして!がまん!がまん!」
と大声でわめかれて、勝手に出てくるゲップに当然なすすべもなく、「がまんしてくれないと〜!」と半ば怒りのように言われて本当にツラかったのです。
あのわめかれてツラかった、というツラみしか覚えていなかったんですが、今回はと言うと…。
診察室の前室に呼ばれて、のどに溜める麻酔からの〜、診察室に呼ばれてスプレーの麻酔シュッとされーの〜ベッドに横たわりーの〜口にロートみたいのくわえーの〜(ここまで、超早い)
わりと若めの女医さんが例のグネグネ管を持ってきて、
「はい、じゃあ入れますねー。」
ぐいんぐいんぐいんぐいん…おや、そこまで苦しくないぞ…と思った瞬間、
ごええっ!!ごええっ!!
自分でもびっくりするくらいの大声が出ました。
「深呼吸してー。もう十二指腸行きましたよ〜」
えっ?早っ!胃の先まで行ったの?
よっしゃ、今回は楽勝じゃないんけ?
いや、そこから長い長い…。
パシャパシャ写真撮ってくれてるんだけど、も、もっと急いでおくれ…
たぶん2分くらいしか経っていないんだけど、30分くらいの体感時間なんですよ。その間も数回、ごええっ!!が出てしまうし。
でも、前回の時よりみなさんが優しくて、ずーっと背中をさすってくれたり声が優しげだったので、よかったです。
ごええっ!!って他人の前で出るの、ただでさえ恥ずかしいんだから、
「大丈夫よ〜。こうなるのは当たり前なんだから、(^_-)ネッ」
って雰囲気だと本当に助かるよー。何よりラクになります。
胃カメラ担当の医療系のみなさんにはぜひ心がけていただきたいってことで。
それにしても、管が少し細くなったのか麻酔がよくなったのか、 15年前に比べてかなり楽になった感じがしました。
あと、胃カメラのいい所は、終わってからがラクチンってとこです。バリウムだと終わってからが地獄で、ふだんから快便の私は、帰りの電車内あたりでいつもぐるぐるきて恐怖するから、この日は快適に過ごせて最高〜。
胃カメラってもっと楽にならんかね
しかし。とはいえ。
また胃カメラやるのか〜、と思うと気が重たくなるわけで。
そういえば、テレビで見たぞ。カプセルみたいの飲んで検査できるってのやつ。あれって現在どうなってるんじゃい?
さっそく、ウィキペディアで調べてみたところ…
カプセル内視鏡(開発中)
欧州・米国など海外では小腸のみならず食道および大腸内視鏡が認可されている。(ギブン・イメージング社製大腸用PillCam COLON2、食道用PillCam ESO2)日本では小腸内視鏡が製品化されている。しかし、胃は食道や小腸と異なり、管腔を拡張させないと粘膜面が撮影できないため、まだ開発段階にある。
仮想内視鏡
正確には内視鏡検査ではないが、CTを用いて管腔を3次元再構成し、粘膜面の凹凸の評価を行う検査。胃透視(硫酸バリウムによる二重造影)と同様に病変の位置と大きさの正確な評価ができる。同時にリンパ節の病変や、腫瘍の大きさによっては粘膜下の病状も推測できる。仮想内視鏡は気管支や副鼻腔、大腸でも行われる。
上部消化管内視鏡(2019年1月31日 (木) 18:40 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』。
ぐぬぬぬぬ…まだ開発段階!カプセル、まだまだ一般化できそうにない雰囲気。
CTでできる仮想内視鏡ってやつにもかなり期待させられるけど、まだ一般化には遠いんでしょうか。
企業のみなさん、もうお金ジャブジャブ注ぎ込んで開発研究お願いします!!
胃カメラやり続けるのマジで嫌だよう!