「トランスフォーマー」シリーズ番外編!
「トランスフォーマー」シリーズの番外編、「バンブルビー」を観てきました。
「トランスフォーマー」は1と2しか観てないので全然詳しくないんですが(しかも内容忘れ気味)、バンブルビーは黄色くて丸っこい、カーラジオの番組で流れる曲の歌詞で話す車ってことは理解済みです!
▼トランスフォーマーの1。面白いです。
そのバンブルビーは他の星からやってきてて、同じ仲間も地球にいて、地球にやって来て制圧しようとする敵と戦うっていうお話でしたよねっ?ものすごくアバウトですが。
デジャヴ満載!
まあこの程度のあっさーい知識で観始めましたが、
冒頭の、敵からとりあえず身を隠すために地球に逃げる、というくだりの映像から楽しい!
はっきり言って話の流れは「スーパーマン」チックなんですけど、例のキュルキュルキュル〜って変身しまくり&結構残酷な戦争風景(全部ロボットだけど)の映像でツカミはOK!完全に入り込みました。
そしてバンブルビーが逃げた地球🌏の場所は、あろうことかアメリカ軍の軍事演習中の森の中…おいおい…
たぶん、観ている人の約80%が「プレデター」を思い出したと思います。
いきなりザ・スミスの曲が流れる
えっとここまでで「スーパーマン」と「プレデター」が思い出されておりますが、この後ヒロインが出てきて更にノスタルジーが爆発します。
そうだ。書き忘れていましたが、実はこの映画の舞台は現代じゃなくて1987年なのです。
このヒロインは、家庭にちょっと問題があって疎外感や孤独感を持つ18歳の女の子。
彼女が朝、目覚めるシーンから入りますが、
BGMがなんとザ・スミスの「ビッグマウス・ストライクス・アゲイン」!
▼コレ。名曲。
歯磨きをしながら、間奏の「ダカダカダカダカ…」ってドラムに合わせてドラムを叩くポーズからのギターに合わせて頭を振るところ、もう最高にキュート!!
つか、この子、年齢も同じぐらいだし昔の私ですか??←美化しすぎ
あと、映画の途中でヒロインがバンブルビーに「音楽聴きたい?これは?スミスの新曲だよ!」つってかけるテープから流れたのが「ガールフレンド・イン・ア・コーマ」でした。
▼いい曲なんすけどバンブルビーには不評
ちなみに、「ザ・スミス」 ってどんなバンドなのか知らんって方はwikipediaを読んでみてください。↓
この映画、スミスの他にも「ティアーズ・フォー・フィアーズ」や「デュラン・デュラン」、「a-ha」など80年代洋楽ヒッツ満載でした!
▼サントラ。80'sベストとしてもいい出来!上記ザ・スミスの2曲も収録!
ヒロインミーツバンブルビー
そんで、映画の続き。
日常に不満がいっぱいのヒロインですが、ロックだけでなく車も大好きなので近所の車屋さんに入り浸っています。
自分の18歳の誕生日。店主のおじさんに、売れなくてずっと置いてある黄色い車を買いたい、とお願いしたところ、おじさんは「アレは売ることはできないね……(うなだれるヒロイン)でも譲ることならできるぜ (ニヤリ)」←洋画によくあるジョーク? と言ってくれて無事黄色い車をゲット!!
もちろんこの黄色い車は、アメリカ軍に撃たれまくり、追って地球にやって来た敵にもこてんぱんにやられた末に逃げてきたバンブルビーくんです。
そんで、もらった黄色い車を自宅ガレージで修理していると、いきなり変形してロボットに!驚くヒロイン!
ロボットは記憶やら声やらを壊されてしまったので、とにかくビクビクして小動物のように隠れようとしたりします。
でも、みんなとは違った価値観のキュートなヒロインですからあっという間にロボットと打ち解けて、「名前ないの?そうだっ!蜂みたいな音を出すし黄色いから、バンブルビーねっ☆」と名前をつけてあげます。
ひ弱そうなバンブルビー…一生懸命描きました
そして、ドライブで海に行ったりしてどんどん仲良くなっていくんですが、
お決まりの「親に見つかりそうになるシーン」も挟みつつ、お隣りに住んでいてひそかにヒロインに片思いしてる同級生の男子(アフロヘア)も仲間入りしてなんやかんやでバンブルビーと楽しくやっていました。
バンブルビーくん無双!
そんでまあウキウキシーンもそこそこに、バンブルビーを狙う敵ロボットやアメリカ軍が迫ってくるんですよ。
もうこのへんのくだり、完全に「E.T.」です。
ボッロボロにされまくるバンブルビーをもうやめてー!ってかばうヒロイン…恐ろしいくらいのオーソドックスな展開にも関わらず、ワタクシの目からは涙がボッロボロ〜。
こんなに壊されているのに、なぜかいきなり記憶装置やらなんやらがピキッと戻って強くなり、敵をやっつけ、地球も守ってくれたバンブルビーくん無双!!
ヒロインも家族と仲良くなったし大団円でめでたしめでたし!!
スピルバーグが噛んでる映画でボロ泣き
「あふあ…なんか知んないけどすっげー泣いてしまった〜。この顔、どうしよ?」と思いながらエンドクレジット見てたら、
エグゼクティブプロデューサー:スティーブン・スピルバーグ
って出てきて、こんな顔になるまでクッソ泣かされた理由がわかりました。
アラフィフの心の琴線に触れるんじゃー!スピルバーグ作品は〜!
もうどうしようもなく!
去年観た「レディ・プレイヤー1」もスピルバーグ作品だったんですがボロ泣きしましたよっ。
(そういやこれも「ジャンプ」とか懐メロたくさんかかってたわ)
▼けっこう好きです。
今回も、一緒に観てた人は「どこに泣くところあったっけ?」ってドン引きしてましたが…全部じゃい!
なんだろー、懐かしみもあるしわかりやすい作りなんで簡単に感情が揺さぶられるというか。
スピルバーグ作品を観る時は、必ずハンケチ持っていくこと!備忘録として記しておきますっ!
ヘイリーちゃんは現代のモリー・リングウォルド
そんでモーターヘッドやダムドのTシャツが似合う、かわいかっこいいヒロインは、歌手として大人気のヘイリー・スタインフェルドちゃんでした。
そこまでの美人でもないしクラスで3番目にカワイイって感じのほどよさで、昔の青春映画のヒロインっぽいんですよ!(モリー・リングウォルド的な?)
あんまりイケてないけど優しくて性格のいい男の子から好きになられるところとか、バカ女子達から嫌われてるところとか…あれっ?まんま80年代青春映画っぽくね?
とっても良かったからまた映画に出てほすいわ〜。
リアルタイムを過ごした私としては、あの時代にあんなにオシャレにバンドTを着こなせるわけねーべっ!と思っちゃった
▼おまけ
名探偵ピカチュウ、5/3からでっす!
(大丈夫かな…)