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【格差やべーぞ!】映画「21世紀の資本」を観てきた!【超雑感想】

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映画「21世紀の資本」を観てきた

数年前にちょっとしたブームになったじゃないですか?

トマ・ピケティの「21世紀の資本」

 

ちなみにワタシ、

まったくといっていいほど興味がありませんでした!

 

つーか、お金とか経済とか頭が痛くなるので考えたくないタイプです!

まあいまだに苦手ではあるのですが、2年前から自分で投資を始めて、やっと少し興味が出てきたんですよね。お金に関して。

 

えっとー・・・

その程度の脳みそちゃんで観てきました。

 

映画「21世紀の資本」を!!!!

(たまたま時間が合ったからという理由です…)

 

『ウォール街』『プライドと偏見』『レ・ミゼラブル』『ザ・シンプソンズ』『エリジウム』…。
700ページを超える原作本とは異なり、映画版『21世紀の資本』は名作映画や小説などをふんだんに使い、過去300年に渡る世界各国の歴史を”資本”の観点から切り取ってみせる。世の中が成熟すると資本主義は平等になる、というクズネッツの定説をひっくり返した原作者トマ・ピケティは、「現代は第一次世界大戦前の不平等な時代に戻ってしまっている」と警鐘を鳴らす。

日本でも大きな社会問題となっている「格差社会」の真相を分かりやすく描いた、唯一無二の”学べる”映画。ピケティ自身が映画の監修・出演をこなし、世界中の著名な政治・経済学者とともに本で実証した資本主義社会の諸問題を映像で解説。世の中に『渦巻く格差社会への不満や政治不信。誰も正しく教えてくれなかった本当の答えがこの映画にはある。ピケティとの共同作業で、ニュージーランドを代表を代表するヒット監督ジャスティン・ペンバートンが描く、目からうろこの驚きに満ちた103分。昭和の高度経済成長や平成のリーマン・ショックは何だったのか?21世紀を生きる日本人必見の経済ムービーが登場。

 

引用:

映画『21世紀の資本』公式サイト

 

超絶雑感想 

この映画、ピケティ自身も出てくるし、他のいろんな個性的な学者も出てきて、世界中の経済専門家のカタログ的な見方もできてなかなか面白かったです。

 

あと、本で読むのとは違って、映像で歴史とかもわかりやすく学べるので「かわいそうな脳みそちゃん持ち」のワタシでもなんとかついていくことができたのです!

(やったね!)

 

雑感想を箇条書きしてみます。

 

 

・19世紀以降の歴史を経済の視点からふりかえる。

 

・支配層が永遠に支配できちゃう構造ができあがってきた。

 

・格差は良くないよ。

 

・それを縮めるために累進課税が必要。

 

・金持ち層しかできあがっていかない世の中だからみんなちゃんと投票に行こう。

 

☆ピケティの一番の醍醐味が、データで解析したところ。

 

データによると、「資本家の利益がつねに労働による利益を上回る」ことが明白に!

だから労働者は資本家をぜったいに上回れない!

なんとかしたいなら、みんなで投資をするしかない。

 

そんな感じなんですが、正直、「そういう面もあるしそうじゃない面もあるんじゃないかな~?」とはちょっと思いました。

 

映画はピケティの理論に沿った作りだから、反対意見とかも出てこないし、もう完全に「これが真実!!!」としか表現されてないので、基本的にいろんな考えを取り込みたい派の自分としては、?と思うところもありました。

 

でも、かなり面白かったです。

  

心理学者による実験がおもろかった

この映画の中で、「格差はヤバイ」ということを実験で表したシーンがなかなか興味深かったので紹介します。

 

1.二人でコインを使ったすごろく的なゲームをしてもらう

 

2.片っぽにコインをたくさん持たせ、もう片っぽにはコインを少ししか持たせずにゲームをスタート!

 

3.どうあがいても初めからコインが多い方が勝つ

 

4.勝敗は最初から選ばれた運だけの要素なのに、勝った方は

 

「自分が頑張ったから勝った!」

「自分すごい!」「自分偉い!」

「負けた方ザマーw」

 

としか思わず「勝ったのは運のおかげ」なんて全然感じない。

 

これって人間の心理なんだって!

 

思うところがありますよねー!

 

自分が、最初からコインが少ない方だったとして

「コインが少なくてもひょっとしたら勝てるかもしれないから頑張ろう!!」

なんて思っちゃいそうですもん!!

 

いや、ひょっとしたら勝てるかもしれませんよ?

極小の確率で・・・

 

不利な状況から脱するのってひっじょーーーに無理ゲーなわけです。

反対に、最初から有利だとずっと有利だというね・・・

そんで「負ける方www」なんてバカにしちゃうというね・・・

 

ふう・・・・・

 

不況時代の攻めた求職

あと、不況時代の映像でインパクト強いのがありました。

 

↓コレ↓


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この人のインパクトがすごくて、映画「21世紀の資本」の中で一番記憶に残ったというw

 

今後の日本においてもこういう人出てきそう~!

出てきたらそうとうヤバイよ~~

 

とりあえずこの映画、なかなか良かったのでDVDやネットで観られるようになったらぜひ観てみてください!

 

21shihonn.com

 

 

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おまけ:今の映画館 

昨日見に行ったのは「新宿ピカデリー」だったんですが、事前予約はできず、直接劇場でチケットを買って観るしかできませんでした。


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▲ロビーもガラガラ

 

しかも!座席が間引きされててすんごいの!!

 

隣は5席ほど離れてたし、前後も重ならないようにしていて、

(椅子にテープ貼って座れないようになってた)

はっきり言ってものすごく観やすくて快適そのものでした!

 

ソーシャルディスタンス最高~☆

 

久々に映画泥棒CMも観れてやっぱり映画館いいよねー