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【Kindleで早川海外SFがセール中!】華氏451度と古本についての話

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「華氏451度」

レイ・ブラッドベリの「華氏451度」というSFがあるじゃないですか?

本の所持を禁じられた架空の近未来の話なんですけど、このタイトル、紙が華氏451度で燃え始めることからつけられたそうなんですよ。

 

あらすじです。

舞台は、情報が全てテレビラジオによる画像や音声などの感覚的なものばかりの社会。そこでは本の所持が禁止されており、発見された場合はただちに「ファイアマン」(fireman)と呼ばれる機関が出動して焼却し、所有者は逮捕されることになっていた。(表向きの)理由は、本によって有害な情報が善良な市民にもたらされ、社会の秩序と安寧が損なわれることを防ぐためだとされていた。密告が奨励され、市民が相互監視する社会が形成され、表面上は穏やかな社会が築かれていた。だがその結果、人々は思考力と記憶力を失い、わずか数年前のできごとさえ曖昧な形でしか覚えることができない愚民になっていた。

そのファイアマンの一人であるガイ・モンターグ(Guy Montag)は、当初は模範的な隊員だったが、ある日クラリスという女性と知り合い、彼女との交友を通じて、それまでの自分の所業に疑問を感じ始めた。ガイは仕事の現場で拾った数々の本を読み始め、社会への疑問が高まっていく。そして、ガイは追われる身となっていく。

 Wikipedia-華氏451度より

 

これ、1950年代の小説なのですが、本の所持が禁じられることはなくても、すでに本を持つ人が少なくなってきている現代と背景がちょっと似ている気がします。

大変有名なSFの一つで映画化もされていますし、今度、フランク・ダラボン監督で再映画化もされるそうです。

楽しみですね。

 

本の買い取りセール

ところで、さっきテレビをつけてぼんやりスマホを見ていたら、「ブックオフ、セール!」という言葉が耳に飛び込んできました。

おっ!また年末年始のセールをやるのかな?と思ってテレビ画面を見たところ、「買い取りセール」の文字が。

買い取りセール・・・ワタシはブックオフに本を売りに行っていい気分になったことが一度もありません。

 

はっきり言ってしまうと、買取価格がものすごく低すぎて、持って行った手間の方がかかってしまったことしかないのです。

新刊や話題になった本はわりと高めに買い取ってもらえましたが、ワタシが好んで買うようなサブカル本などは二束三文で買われてしまうのです。バイトの人が「本が新しいか古いか、汚れているかいないか」だけで値をつけている感じ…

 

で、もうブックオフに売りに行くのはやめて、古本屋さんに売りに行くようになりました。

幸い、近辺に本屋さんがいくつかあるところに住んでいるので自転車に乗せてフラフラしながら持って行きます。(本は思っている以上に重い)

 

古本屋さんはちゃんと一冊一冊ていねいに見て値をつけてくれますから、90年代に山のように買って持っていたサブカル本なんかもまあまあの値段にしてくれるのです。

ありがたいことです。

まあそもそも、そういう古本屋さんに売られている本自体にそういうサブカル本が多いので、需要と供給がぴったり一致するんですけど。

 

話を戻すと、ブックオフで今度買い取りセールをやる→売るほうじゃなくて買取のほう→売る本が減ってきているから買取を強化したいんだね→メルカリなどに流れてしまってるんじゃないの?→つーか、買取値段を安くしすぎてみんなから敬遠されてしまったんじゃね?

という結論に達しました。

 

ちなみに、メルカリでも最近はとんと本が売れなくなっています。

出品している本がまったく売れません・・・(強気の値付けをしているからだと思うけど)

そしてそのメルカリにおいても、出品してくれ~!というお知らせや割引なんかが頻繁に来るのです。

 

きっと、みんながモノを買わなくなったから、中古も減ってきているのかもしれません。

流通が滞っている気がしてならないわ!

エコやらみにまりすとやらが流行っていては経済が回らなくなってしまうのです。

 

みなさん、もっともっと本を買いましょう!!

 

図書館の本は、手垢がついていたり、たまに髪の毛やごみや鼻くそなどが挟まっているので、潔癖の方は新品を買いましょうや!!!

ワタス?…ワタスはぜんぜん気にならないから図書館の本でいいし、みなさんが定価で買ってくれて中古市場に流してくれる本をハイエナのようにいただくだけっす。

 

しかし、本屋さんをフラフラして面白そうな本を見つけてホイッとレジに持って行く過程は大好きです!

本当は週に2回くらいはこういうことをしたいのです。

でもお金がないのでできない、この哀しみ…

 

Kindleで早川海外SFが激安中!

ちなみに、Kindleでのセールは大好きです☆

だって、たまに激安になるんですよ。

 

今だって、早川海外SFが激安になっています↓(2020.1.6まで)

【Kindle】早川書房のSF電子書籍セール (2019-2020年末年始)

 

これで、冒頭に書いたレイ・ブラッドベリ「華氏451度」も安くなっているのを見つけたんです。

紙の本の55%引きで429円です。

 

華氏451度〔新訳版〕

華氏451度〔新訳版〕

 

 

ぜひ読んで感想を教えてください。

ワタス?…ワタスはまだ読んだことがありません。

 

毎年年末年始はこのセールやるから買いまくってしまう…