ラーメン屋の筆書き看板が目に付く
繁華街を歩いていると、やたら暑苦しい筆書きの看板が目に付きませんか?
勢いよくザザーっと筆書きしたようなアレです。
▲こういうの。
ワタシの記憶が正しければ、「家系ラーメン」ブームの頃からやたら増えだしたような気がするんですが、どうでしょうか?
12〜3年前??
感覚ですけども、EXILEが盛り上がっていたくらいの時期ともリンクしているんじゃありませんか?いや、EXILEが今は盛り上がってない…とは言いませんけど、前ほどじゃないですよね?
疑問形ばっかりでなんの確証もない私見ですけど…
超有名店でラーメンを食べた
まさに12〜3年ほど前、暑苦しい看板の超有名ラーメン店「○○」に一人で入ってラーメンを食べたことがあります。
テレビや雑誌でもよく取り上げられる超有名店ですから、どんだけうまいのだろうか、もうドキドキワクワクしながら入店してカウンター席に座り、メニューを見たところ、
「限定メニュー:エビ味噌なんとかラーメン」
というラーメンがでかでかと載っており、明らかにオススメっぽかったので、初来店にも関わらず思わずこれを注文してしまったのです。
で、このエビ味噌なんとかラーメンが着丼するのを待っている間、退屈しのぎに店内を見渡していたら、例の暑苦しい筆文字でのスローガンみたいなのが木のボードにザザザーっと書かれていました。
一・お客様は神様です
二・心をこめてスープを作っています
三・私たちは丹精こめて一杯を作ります
(適当だからねっ!)
みたいなヤツです。
基本的に、こういうのを客が見える場所に堂々とアピールするが如く掲示している店ほど、書かれていることが徹底されていないんじゃないか、と常々感じていたワタシは嫌な予感しかしなかったのです・・・。
それほど客もいなかったのに、着丼までの時間はかなりかかりました。
で、やっと着丼したのは…
すんげーちっちゃい丼に入ったラーメンだったのです!!
オイっ!子供用かよッ!!!!
よく見ると、水菜ばっかりバッサバッサ乗っかってて、チャーシューも一枚しか入ってないし大好きなメンマに至ってはちっちぇえのが二切れぐらい…
いや・・・腐っても超有名店だからスープも麺もぜったいにうまいはず!!
ず・ずーーー・・うん、ふつう…
ぞろぞろぞろ・・うん、ふつう…
5分も経たないうちに食べ終わって、哀しい気分でお会計をしました。
これで1000円ほどかかりました。
牛丼食べればよかった…食後にコーヒーまで飲めただろうに…
この記憶はしっかとワタシの脳に刻み込まれたので、いまだに筆文字の店に対するアレルギーがひどいのです。
そしてそれ以来、筆文字系ラーメン屋に入ることはほとんどなくなってしまいました。
(そもそも一杯のラーメンに1000円ぐらいかかるのってなんか変じゃない?)
ラーメンを食べたい時はもっぱら、「日高屋」や「王将」に入ります!!
十分に美味しいからです♡
あと量も多いし(必ず大盛り券を使う)。
ところが、先日、新宿歌舞伎町をフラフラしていたら、このようなこざっぱりとした筆文字の看板が目に付いたのであります!
▲ココイチのハラールバージョン店があったのに驚いて撮った写真
もうね…
時代は「こざっぱり筆文字看板」なんですよ!!
ギトギトした汗臭い筆文字はダッセーんすよ!
このこざっぱり筆文字のラーメン屋と従来の筆文字ラーメン屋が並んでたとしたら、間違いなくワタシはこざっぱりに入りますからッ!!!!
おそらく、女性はこざっぱりに入りたがると思いますよ。
従来の方には、「今日はこの店のアレを食べるんだ!」的にすすーっとスムーズに入店する、いかにもラーメン好きな独り者の小太りおじさんしか入らないと思うのよー(もんのすごい偏見)
カップルは迷ったとしたら絶対にこざっぱりを選ぶだろうし。
結論
ということで、
これからラーメン屋をやる方は、
こざっぱり系筆文字看板を作成するように!
(店内にスローガン板は掲示しちゃだめ!)
以上です。
こざっぱり系なら1000円ぐらいでも食べてみたい気がする