副業をやってみたいと言われた
この前、同僚の男子からこんな相談を受けました。
「オレ、そろそろ副業でもやらないとなーって思ってるんスよ〜」
「いいんじゃない?つーか、もはややらないとやばいっしょ」
「ですよねー・・・そんでいいこと思いついたんスけど、音楽のブログをやろうかなーって」
ワタシは間髪を入れずに
「ブログ〜??ぜんぜんお金にならないからそんなのやらないほうがいいんじゃない?」
と大声で言ってしまいました。
ちなみにワタシがブログをやっていることは内緒ですから、まさかワタシがあの伝説のコーヒーフィルターマスクでおなじみのブロガーだとは露ほども思っていないはずです。
▲信じられないことに今だにアクセスが来る…
そんな幻のブロガーが言うのにも関わらず、彼は
「そうっすかね〜…オレの友達にめっちゃレアなアイテム持ってるヤツがいるからそれの紹介とかしたらいいんじゃないかなって思ったんスよ〜」
などとのたまうのです。
そこでワタシは親切にも、
「あのね、ブログで稼ぐんならアフィリエイトといってAmazonとかの商品を載せてクリックして買ってもらう方法と、アドセンスっていってよくあるじゃん?Yahooとかの横に勝手に出てくる広告!アレをクリックしてもらう方法があるんだけど、まず、サイト見てて押さないじゃん?紹介とか広告の部分って!よっぽどじゃないと!だから難しいのよ!!!そもそも、ググって上位の方に出てくるサイトしか見に行かなくない?ね?そうでしょ?だからすんごい作り込んだ、このジャンルのことを知りたいならこのサイト!!ってくらい作り込まないとぜーーーったい無理だからっっっ!!!」
と、教えてあげたんですよ〜
幻のブロガー、泉沢直伝のアドヴァイスを☆
あまりの詳しさに、彼のワタシに対する目が疑惑でいっぱいになっていくサマをなんとなく感じましたが、勢いに飲まれて「うーーーん、やっぱ難しいかあ・・・」と、諦めたようでした。
咎められた
まあ、それはそれでいったん終わったんですが、この話を、ワタシが泉沢だということを知っている人に何となく話したところ、
「泉ちゃんってアスペなの?」
と言われたんですよ。
はあぁぁ?
「はあ?違うと思うけど……なんで?」
「だってさー、普通に応援してあげればよかったんじゃないの?」
「普通に?応援?・・・忠告してあげたことがよくなかったと…??」
「そうだよー。やってみたいって言うんだからやってみたらいいよ!って言ってあげたらよかったんだよ〜」
そうなの・・・?
そうなんですか・・・?
ワタシはてっきりいいことをしたつもりだったんだけど、良くなかったんか?
おっと…
もしかして、ワタシがまくしたてたことってそのまま自分に言いたかったことだったんじゃないの?
意識の奥にあったものが反射的に出てしまった、と。いかんいかん。
まあ確かに「やってみたらいいんじゃない?」って言ってあげた方が良かったのかもしれませんわ。
背中を押してもらいたかったんだろうし。
そう思ったら、
スッゲー、まくしたてた自分がみっともなくなったぜ!!
以上です。
しかし安易に始めるのは勧められんぞ。