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アラフィフフリーランスの読んで楽しい漫文ブログ 〜エンタメ・日常・アラフィフあるある〜

【ノンフィクション案内】積ん読本を増やすための素晴らしい本とサイトの紹介

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ノンフィクションが大好き

ワタシは、フィクションより断然ノンフィクション派です。

フィクションを、「・・・はあ?…そんな人物いるかよ!?」なんて思いながら読み進めるのがツラくてツラくて。

 

そんで逆に、ステレオタイプのありがち人物が出てくると、また出たよこのタイプ〜!ぎゃは!ってのけぞったまま本を閉じてしまう癖があるのです。

 

単に、読む小説の質が悪いだけなのかもしれません。

または、ワタシの経験値が上がりすぎたため、「人間ってそんなもんじゃねえだろうよ・・・」と感じられてしまうのかもしれません。

 

この前改めて読んだ、スティーブン・キングの「IT」は、20代に初めて読んだ時よりもあまり興奮を覚えなかったのです。

 

IT(1) (文春文庫)

IT(1) (文春文庫)

 

 

いやもちろん面白かったんですけど、初読の時に比べて恐ろしいほどにいろいろなことを経験してしまった今では、ゾクゾクするような感覚がなくなってしまったといいますか・・・

 

ちょっと待てい!!!

単に脳の動きが悪くなってきてるだけかもしれん!!

いかんいかん。ホコリまみれのDSを出してきて脳トレでもしようっと☆

 

ノンフィクションの本を読んだ

この前、たまに訪れて面白そうな本を探すのに大変役立っているサイト、

 

「私が知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」

dain.cocolog-nifty.com

 

を訪れたところ、

 

「ノンフィクション100」が紹介されていたので、うはーうはー!!と鼻息荒くチェックをして大喜びしたのです。

 

ノンフィクション100: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

 

このブログ主の方が選んだ珠玉のノンフィクション100は、読みたくなるものばかりでしたので、さっそくブックマークして選書の参考にすることとしました!

 

しかし、ノンフィクション好きなだけでなく、

ワタシは、本の紹介本が大好きでもあるので、この選書の参考になったという本を更に漁ってみることにしたのです。

 

▼石井光太責任編集 ノンフィクション新世紀 ---世界を変える、現実を書く。


f:id:izumisawasan:20191122142829j:image

 

ノンフィクション連続講座
松本仁一(ジャーナリスト) 現場の「臭い」を書くということ
森達也(映画監督/作家) ノンフィクションはフィクションなのか?
高木徹(TVディレクター) ドキュメンタリーとノンフィクションは相反しない
藤原新也(作家/写真家) 現実を熟視し続ける身体性

■石井光太 書き下ろしルポ
雑誌編集者の軌跡 〜ノンフィクションが生まれる現場で働く〜

■ノンフィクション・ベスト30
青山南/稲泉連/上杉隆/大崎善生/角田光代/角幡唯介/鎌田慧/河瀬直美/国分拓/西原理恵子/高野秀行/中村秀之/花田紀凱/藤井誠二/柳田邦男/柳下毅一郎

■スペシャル・インタビュー
田原総一朗『常識を疑うことそのものがノンフィクションである』
猪瀬直樹『ノンフィクションが「新製品」であり続けるために』

■若手訳者競作! 海外ノンフィクション新潮流
『ゲッティング・ビンラディン 〜あの晩、アボタバードで何が起きたか〜』
ニコラス・シュミドル/桑垣孝平・訳
『ババダグに向かって』 (抄訳)
アンジェイ・スタシュク/加藤有子・訳
『メキシコを殺す者たち』
アルマ・ギリェルモプリエート/樋口武志・訳

完全保存版 ノンフィクション年表 1980ー2011

ほか

引用・Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/430902128X/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_ev31DbHFZ26GT

 

 

 

この本、いったん図書館で借りたんですけど、ノンフィクションのことを隅から隅まで掲載している、あまりに素晴らしい濃い内容でして、それこそちびりそうになりながらAmazonで即購入しちゃいましたよ!!

 

何がすごいかって、各界の著名人による「ノンフィクションベスト30」がまずすごいの!

 

青山南/稲泉連/上杉隆/大崎善生/角田光代/角幡唯介/鎌田慧/河瀬直美/国分拓/西原理恵子/高野秀行/中村秀之/花田紀凱/藤井誠二/柳田邦男/柳下毅一郎

 

サブカルチャーからメインカルチャーまで、右から左まで(かなり左寄り?)、よくこんな幅広い人脈にアンケートとれたな〜!!と感心しちゃいました。

そしてまた各人が頭をひねりながら出してきた古今東西ノンフィクション本の数々がすごいんだな。

 

各人それぞれちゃんと見開きで2ページあるし。

 

これ全部読みて〜〜〜!!

ってなります!

 

ただ、発行年がちょい古いので、最新のノンフィクションは載ってないんだけど、最新のノンフィクションならこれまたワタシがちょいちょい覗いている、

 

「HONZ」

honz.jp

 

がオススメ!!

 

何人かのレビュアーさんたちが選んだ、様々なジャンルのノンフィクションが紹介されていて、とても参考になります。

 

また、ベタだけど

 

「WEB本の雑誌」

www.webdoku.jp

 

もオススメです。

 

 

 

 

ぜひこれらの本やサイトを見て、たっくさん積ん読本を増やしてくださいね☆

 

 

おまけ :積ん読本消化方法

 

★すぐに買わず、図書館で借りるようにする。

なぜなら、買った本の積ん読率は異常に高いからです。(泉沢調べ)

図書館で借りると期限があるので、どうしても読みたい場合はすぐに読み始めて読み終わるはず。

 

★買ったらその日のうちに必ず読み始める。

野菜や魚と同じように、本にも旬があるのですぐに食べ始めると美味しい。(TVなどでの紹介などなんかのきっかけで買うわけだから、その旬を逃がすと興味がなくなる)

 

★無理して消化しない。

読んでなくでも、何かのきっかけで「そういえばあの本、持ってたはず…」と思い出して読むことになるので、無理しない。

 

★5年を目安に売りに出す。

5年経っても読まなかった本はさすがにもう読まないので潔く売りに出す。(値段的にもギリギリだから)

 

★早々にあきらめたら即売る。

なんなら図書館でいつでも借りられるので、すぐに売っても構わない。

 

 

最後に司書資格持ち(40代で通信で取った)のワタシから一言。

ネットで予約もできるから、図書館をガンガン使っておくれ〜!

住民税の元を取らないと損よ〜!

 

以上です。

 

もちろん手元に置きたくなったら買ってね☆