ぐるっとパス巡りをしている
都内の美術館や博物館、動物園などの無料券や割引券が札束にようになっている、
「ぐるっとパス」を使って芸術の秋を堪能しています。
▲マイぐるっとパス。
付箋付けて計画立てて行ってます☆
2200円で、2か月使えるので休日にぐいぐい巡るようにしているんですが、先日は
「新宿歴史博物館」に行って来ました!(もちろんぐるっとパスで無料)
丸の内線の四谷三丁目駅から徒歩8分ほどのちょっとわかりづらい場所。
途中でコンビニやら飲食店がたくさんあったので、お茶を買ったりしてのんびり歩いていくと・・・ありました~!
思っていたよりデカいし立派~!!
いいね、いいね~
中に入ると、階段で下ったところに受付があります。
スタッフの方々がみんな優しげで、いろいろ丁寧に教えてくれましたよー。
こちら、ホッコリ系のベテラン風の方ばかりで職場環境の良さを感じてしまいました。
いかにもバイト~って感じの人しかいないところって、ここは人が定着しないんだな、って思うじゃないですか?
給料安いんかな?とか。
この人になんか尋ねても、ちゃんとした答えが返ってきそうもないな…みたいな。
こちらもそうですけど、このぐるっとパスで使える施設のスタッフの人は大体みんな感じが良くて、いい気持ちにさせられるのです。
公共系の施設はある程度の余裕があるのでしょうか・・・よくわからんけど。
そんなことを考えながら、常設展に入ると、かなりの広さにびっくり!
移設してきた商家や電車などが置いてあります。
▲商家
▲電車
その他にも、新宿の大正~昭和初期の風俗や昔の一般人がどのように新宿で楽しんでいたのか?などの展示もとっても楽しかったです。
ルンペン、女給・・・なんて、ギンギラギンにさりげなく書いてある展示もあって、なかなかのチャレンジ精神を感じました!
漱石先生の原稿
で、ワタシ的に面白かったのが、ここ新宿歴史博物館イチオシの「夏目漱石」 コーナー。
漱石せんせいの原稿などが並ぶ中、「道草」の原稿が特にエキセントリックだったのでご紹介します。
せんせいの原稿用紙は、上部に「漱石山房」という字と龍の絵がふんにゃりしたフォントで印刷されているオリジナル原稿用紙です。
オリジナル原稿用紙!作家が憧れるやつですよね~!!
作家じゃなくても憧れるわ~!
☆☆☆泉沢☆☆☆
って印刷してある原稿用紙に書いたら筆が進みそうじゃないですかっ??
・・・そういや、原稿用紙に書くことなんてぜんぜんなくなりましたよね~
で、漱石せんせいの道草の原稿を見てみたら、
間違いというか消したい部分をこのように、ぜってー見せてたまるか!風な消し方をしていてちょっと笑ってしまったのです。
だいたい、縦に二本線を引いたりするぐらいですよね。間違ったところって。
でも漱石せんせいの場合、〇で囲って、縦横斜めにきっちりと線を書いて、下がまったく見えないようにしているのです。
どこまでも見せたくない!なかったことにしたい!!
消去!消去!
ビンゴのように縦横斜めに線を引いているところがちょっと病的なの~
神経質だったんでしょうね~
まあ、作家っぽくて好きですけど。
▲ 無料。青空文庫にも入ってます。
漱石せんせいの原稿を見たい方はぜひ行ってみてください。
ちなみに漱石山房記念館というところもあります。こっちにも原稿がありそうです。
あと、特別展示では、「近代測量150年展」をやっていて様々な測量器が置かれていました。
出たところに置いてあるアンケートに記入して出すと、缶バッジがもらえまーす!
SNSに書くともう一個もらえるらしかったんですが、ちょい面倒だったので遠慮しちゃいました…
新宿歴史博物館のお知らせ
開館時間
9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日
第2・4月曜日(祝日の場合は翌日)
但し、全館燻蒸作業日(12月)と年末年始(12/29~1/3)は休館いたします。
観覧料
常設展示 一般300円、小・中学生100円 団体20名以上の場合は一般150円、小・中学生50円
(注意)特別展については、別途定めます
★改修工事のため、令和元年12月16日から令和2年3月13日まで全館休館なので注意!
秋のうちにぜひ訪れてみてくださーい