アパートの前の道が封鎖されていた
年度末が近いからでしょうか・・・
ウチの周りでは、上下水道やガスの管取り替え工事が頻繁におこなわれています。
毎日のようにポストに「工事のお知らせ」チラシが入っているので、最近では「まーた工事ですかあ〜?…工事っ工事っ、なっかもとこうじ〜♪」などと適当な鼻歌を混じらせて独り言をつぶやきながら、チラシをクシャクシャっと丸めてポイしがちです。
ホントにここ数ヶ月ずっといろんな工事してるんですよ〜
まあ幹線道路が近いので、そこを拠点としてやってるっぽいんですけど。
幹線道路にドデカイ重機などを置いて拠点とするわけですから、車の通行を制限するために夜に工事をしているんですけど、ドカーン!どかーーーーん!!という音がしたって、階下のデッカちゃん兄妹の声よりはぜんぜんうるさくないのでワタシ的にはなんの問題もございません!
とはいえ、管理会社に言った時以来、さすがに夜にデッカちゃんのバカでかい声を聞くことはなくなったので、本当によかったです。
(でも相変わらず兄妹同士の会話はふつうに聞こえてきてうるさい)
▼意外と検索されているっぽい、質の良いコンテンツ←自虐
まあそれはともかく、
先日の夜、なんとアパートの前の狭い道路が封鎖されてしまったのです!
レインボーブリッジは封鎖できなくてもボロアパート前の道は封鎖できまーす!
封鎖、というと大げさですが、幹線道路に出るまでの道を歩行者も通さないようにした、という感じでしょうか。
警備のお兄さんがひたすらスマホを見ていた
夜、コンビニに行こうとしてドアを開け、パッと横を見たら警備服を着たお兄さんが立っていたので驚いて「えっ?!」と口走ったのですが、そのお兄さん、暗闇の中、こうべを垂れながらひたすらスマホを見ていてですね、ワタシのこともワタシが放った「えっ?!」という渾身の驚きの声に対してもなんのリアクションもしてくれません。
暗闇で
こうべをたれて
スマホかな
思わず雅な気分で俳句を詠んでしまいましたが、雅どころかびっかびっかの新品の警備服を着させられたその若いお兄さんは、ワタシが封鎖道路から外に出てコンビニに行きたいというのにまったく動いてくれないのです・・・
ワタシ「あのう〜・・・そこ出てもいいっすか?」
お兄さん「・・・・・・・」
(設置されているコーンと棒をずらす)
ワタシ「あ、どうも〜」
お兄さん「・・・・・・・・・・」
帰ってきたらまたこの人にどかしてくれって言わなきゃならんのか…と、もんにょりした気分のままコンビニに行きました。
で、帰ってきたら相変わらずお兄さんは微動だにせずこうべを垂れてスマホをガン見していましたので、半ば、
おい!こんにゃろーーー!ちゃんと仕事しろい!!という怒りを込めて、
「あのう〜!いいっすかああああああ?!」
背後から大きめの声を張り上げてみました。
そうしたら彼、まったく悪びれることなく「・・・・・」と、無言のままコーンと棒をずらしてくれたんですよ。
うん。いいよ、いいよ〜〜
この人は単なるお兄さんじゃないぞ感がムンムンしてきたので、ワタシはそのままアパートに入って、二階の自分の部屋の窓から彼を観察することにしました。
ベテランおじさん登場
こたつに入ってミカンを食べながら、窓の外に見えるスマホ片手にただ立っている彼をずっと観察していたら、だんだん馬鹿らしくなってきてブログでも下書きしようとパソコンを開きかけたその時、
「おいおいっ!!おまえなにやっとるんだ?ちゃんと道路を閉じとかんといかんだろ!!」
少し北関東訛りのおじさんの声が外に響き渡りました。
アっ!ついに見つかった!!
不思議なほどの高揚感でワタシはわくわくしながら窓の外を見たんです。
そしたら、もういかにもベテラン作業員!!!って風体のおじさんがあのお兄さんに注意していました。
案の定です。
そうしたらお兄さん、やっぱり無言のままうつむいてお叱りの言葉を受け流している様子・・・
おじさんも「だめだこりゃ!」って表情をしていました。
☆☆☆☆☆
で、それから約2時間後、同じおじさんの声で
「おまえさー、そろそろ終電になっちゃうからもういいべ〜」
と聞こえてきたので、おっと思って再び窓の外を見ると、もうすでに彼の姿がありませんでした…
あっというまに帰ったみたい・・・
土木関係の人材不足は深刻だな…と思った次第です。
大変なお仕事だと思っています・・・