転んでもただでは起きない日常

アラフィフフリーランスの読んで楽しい漫文ブログ 〜エンタメ・日常・アラフィフあるある〜

【タイム・アフター・タイム】タイムスリップ映画と小説の私的ベストを発表するよ!【リプレイ】

昔住んでいたアパート

ワタシが今住んでいる所は、20歳代の時に住んでいた地域です。

30歳代は結婚して別の場所に住んでいましたが、離婚して結局また戻ってきました。

 

東京都内での出戻りって感じですね。

 

結婚していた時に住んでいた地域は都心から離れていたのでなにかと不便だったんですけど、今は比較的都心に近いのでやっぱり便利!

 

その点、離婚して良かったな~!

(元ダンナは、地方出身のくせになぜか都心が嫌いで山の方にしか住みたがらない人だった…)

 

ワタシは「わざわざ地方から出てきて東京に住んでるのに!!あほか!」と思っていたので、今は行動範囲も広がったし、イベントなんかにも参加しやすくなったし、いいことづくめです。

 

まあそれはともかく。

20歳代に住んでいたこの地域、たまーーにその時住んでいたアパートの前を通ったりします。

 

トイレの水を溢れさせた事件でおなじみのアパートね。↓

 

www.izumisawasan.tokyo

 

このアパート、もちろんまだ存在していますから、ワタシが住んでいた部屋のベランダだって外の道路から見えますよ。

 

「うん、うん。あの部屋に今住んでいる人はG対策どうしてるんだろうか?」 

 

「うん、うん。あの部屋に今住んでいる人は狭いユニットバスと簡易キッチンで暮らしてるんだな~」

 

「うん、うん。あの部屋に今住んでいる人は家賃6万7千円払ってるんだな~」

 

なんて、うん、うん。といちいちうなづきながら見上げてるんですが、

時々ふっと自分がタイムスリップしてきた気分になって、あの部屋に20代の自分が住んでいる感覚に陥る瞬間があるのです。

 

30年の時を超えて

やってきました

泉沢ミーツ泉沢!!!!

 

ワタクシ、少女時代にドラえもんを愛読しすぎたあまりタイムスリップもの大好き人間なのです。

 

タイムスリップ映画ベスト

タイムスリップものの映画といえばもちろん

バック・トゥ・ザ・フューチャーが有名ですが、

 

バック・トゥ・ザ・フューチャー (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
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ワタシが一番心に残っているタイムスリップ映画は・・・

 

「タイム・アフター・タイム」です。

 

▼プライムにあった!!!! ▼

タイム・アフター・タイム(字幕版)

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こちら、「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」でドクと恋仲になる西部時代の女性役をやっていたメアリー・スティーンバーゲンが同じような役をやっている映画どすえ。

 

「タイムマシン」を書いた作家、HGウェルズがホントにタイムマシンに乗って切り裂きジャックを追うって話です。

 

ストーリー

舞台は1893年ロンドン。執筆家としてのみならず、多彩な才能で活躍中の若きH・G・ウェルズの家に友人たちが集まっていた。彼の新発明『タイムマシン』のお披露目である。

誰もがその性能を信じられず、また実際に機械を試してみることもできず見守る中、ウェルズ家の家政婦が警官の来訪を告げた。切り裂きジャックの捜査のために、現場付近の家を一軒一軒回っているのだという。

ウェルズの友人であり、この日の会合に遅参したスティーヴンソン医師の鞄から血だらけの手袋を見つけた警官は、スティーヴンソンの姿を探した。だが彼の姿はどこにも見当たらず、タイムマシンも消え去っていた。

やがてウェルズたちの目前でタイムマシンが実体化した。未来に逃亡したスティーヴンソンを降ろした後、自動操縦で戻ってきたのだ。タイムマシンの計器を確認すると、行き先は未来の1979年だった。

「未来世界に殺人鬼・切り裂きジャックを放置しておくわけにはいけない…。」

若きウェルズは時を超えた追跡を決心する。

引用:Wikipedia-タイム・アフター・タイム(映画)

 

これねえ…HGウェルズと切り裂きジャックが出るっつートンデモ設定なんだけど、かなり面白かったんですよ~!

 

切り裂きジャックがサイコパスすぎて怖すぎ!!!

 

切り裂きジャックが現れるときに流れるオルゴールのメロディーがいまだに頭に残ってて口ずさむ時があるくらいインパクト強し!!

 

当時9歳だったワタシの心にタイムスリップものは面白いなー!!と印象付けられた最初の映画なの。

(バック・トゥ・ザ・フューチャーより前だよ)

 

今観ると古臭いんだろうけど、

 

タイムスリップものが好き

 

HGウェルズが大好き

 

切り裂きジャックが大好き

 

メアリー・スティーンバーゲンの独特な顔立ちが好き

 

な方には超オススメですのでぜひ観てください!

 

タイムスリップ小説について

ところで、小説にもタイムスリップものは数多くありますがワタシがイチオシなのは

「リプレイ」です。

 

 

1988年に世界幻想文学大賞を受賞した、ケン・グリムウッドの作品。

 

経済的に成功していないラジオ局ディレクターのジェフ・ウィンストンは、43歳(1988年)で心臓発作による突然死を迎える。

しかし、次に目を覚ますと18歳(1963年)の時点に遡っており、新しく人生をやり直すことになる。

ジェフは「未来の記憶」を存分に利用し、やり直しの人生(リプレイ)を謳歌するが、結局は同じ年の同じ時刻に死を迎え、人生のやり直しを強制再開させられる。

この繰り返すリプレイの中で自暴自棄と諦観に囚われるが、同じ立場の女性と巡り合い、ジェフは改めて人生に向かい合うようになる。

しかし、やがてリプレイ期間が次第に短くなり、主人公らは究極の絶対死(リプレイの終了)が訪れることを知る。

 引用:Wikipedia-リプレイ(小説)

 

たぶん、ループものの最高傑作だと思うの。

 

今でこそたくさんループもののコンセプトで書かれる小説とか映画ってあるけど、この小説が基本になっているんじゃないかなあ?

 

9回ぐらい人生をリプレイする話で、リプレイするたびに関わるキャラクターも変わるし生き方も変わるし、小説としてすごくリーダビリティが高い!とにかく面白い!

 

夢中で読み切った記憶があります。

 

この作品を真似したしょぼいライトノベルとかを読むより断然面白いのでぜひ読んでみてください。

 

過去の日に投稿した 

そして先ほど、1月25日に記事を投稿してみました。

本日は2月1日ですから過去にさかのぼって投稿したのです。

 

www.izumisawasan.tokyo

 

手軽にタイムスリップ気分が味わえますので、ブロガーのみなさんはやってみてください。

 

ネタがなかったんだけど意外とスラスラ書けた回 

【ほぼネタバレなし】映画「リチャード・ジュエル」が面白かった話【久々のマカレナ】

 映画「リチャード・ジュエル」を観てきた 


映画『リチャード・ジュエル』30秒予告 2020年1月17日(金)公開

 

あらすじ

1996年、五輪開催の熱狂のさなかに起きたアトランタでの公園爆破テロ事件を背景にした話です。

 

リチャード・ジュエルは、警備員。

 

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母親と二人で暮らしており、デブっちょで見た目が良くない独身男性ですが、気は優しくてよく気のつく性格の持ち主です。

 

見かけによらずちゃんとした彼ですが、 法の遵守は絶対!という考え方を押し通すあまり、たびたびトラブルを起こしてきました。

 

ある日、アトランタの公園での野外コンサート会場を警備していたリチャードは、ベンチの下に置かれたままのバッグに気が付き、「これは危険なものに違いない!」と警察に連絡。

 

警察が開けてみると・・・

筒型爆弾が!!

 

 

危ないぞ〜!!!

みなさんここから離れて〜!!!

 

リチャードは避難を誘導しましたが、途中で爆弾が爆破してしまいます。

 

しかし、被害は最小限におさまり、第一発見者の英雄としてリチャードは一躍脚光を浴びることになりました。

 

メディアはよってたかってちやほや…

まんざらでもないリチャードと息子を誇らしげに思う母親。

 

そんな中、犯人の目星がなかなかつけられないFBIは、なんとこの第一発見者であるリチャードが犯人ではないかと推測します。

こういう犯人にありがちな雰囲気、行動だったということで。

 

そしてそのことを簡単にメディアに流されてしまい、リチャードと母親の地獄が始まってしまうことになるのです・・・

 

しかし、リチャードにはたった一人、知っている弁護士がいました。

 

以前清掃員として働いていた時に知り合った弁護士です。

彼はリチャードのことを信じて弁護することにしました。

 

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(ぜんぜん似てね〜)

サム・ロックウェルといえば、「スリー・ビルボード」と「バッド・バディ!」ですよねっ!

 

大好きだ~~~♡

 

今回も良かったです!

このちょいワルな雰囲気の弁護士さん、ワタシも依頼したいんですけどぉ~

 

なんてキャッキャしつつ・・・

 

リチャードと母親と弁護士

   VS

FBIとメディア

 

そんな構図の中で話が展開していくのですが、もうドキドキハラハラ…

 

最後には大量の涙を流す羽目になりましたよ〜!

 

泉沢的雑感想 

この映画のテレビCMで

「メディアリンチ!」

って出るたびに「うん?メリルリンチ?」と条件反射するくらいには一応投資の知識も持ち合わせておりますが、メリルリンチではありません。

 

メディアリンチです。

 

テレビから「メディアリンチ」なんて言葉が発せられるとはコレすなわち皮肉なんでしょうか…?

まあとにかく、メディアによって生活ができなくなるほど追い込まれていくんですよ。主人公も母親も。

 

母親役のキャシー・ベイツがすごかった

うじゃうじゃと外に待機するマスコミ連中の様子を見ようと、ゆうたろうばりに窓のシャッターを押し下げてそっと覗く母親の胸中ったらないですよ!!

 

あっ、この母親役、キャシー・ベイツです。

 

映画ファンorスティーブンキングファンならご存じ、「ミザリー」でミザリー役をやって強烈な印象を残した女優さんです。
 
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▲すんごい怖かったよ~! (ミザリーが)

  

ミザリー (字幕版)

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ミザリーの印象が強すぎて、いまだにキャシー・ベイツを見ると「なんかやらかすんじゃないか…」 とヒヤヒヤしちまうんだぜ!!

 

あと、同じくキング原作の「黙秘」(原作:「ドロレス・クレイボーン」)って映画がすごく良いので見てない人はぜひ見てほしいんだけど、

 

黙秘(字幕版)

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  • 発売日: 2015/05/30
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ここでも、なんかこの人やらかしたな…って役だったので、完全にワタシの中では

キャシー・ベイツ=やらかしおばさん役

ってなってるんです。

 

ですから、今回の映画でも「いい母親のふりして実は秘密がある人」 なんじゃないか、と内心ハラハラしていたんですけど、まったくまっさらにいい母親でした!!

 

また人間味あるんだ~!

キャシーの演技が自然すぎて震えたわ・・・

 

最後の彼女の演説んとこでもうボロ泣きしたんですが、こうなった原因でもある女性記者が泣いてるシーンが映されたので「おい!!お前が泣くんじゃないっ!!!!」としっかりめに心の中でつっこんでおきました。

 

女性記者がなんか笑えた

で、そのイヤーな感じの女性記者なんですけど、実在した人物らしくて、映画の中の枕営業シーンが問題になっているらしいんですよ。

その人、もう亡くなったみたいなんですが、遺族や関係者が怒っているんだって。

 

そんなことしてない!!女性記者だからってそんな描写ありえない!!って。

 

・・・いや、やってなかったとしてもどっちでもいいんだよ~!!

これ、映画だから!

ここまでエグイことして記事にしたんだ、ってストーリーでいいやんけ。

 

もしワタシがこの女性記者(本人)だったとしたら、草葉の陰からガハハハハ!!!って笑って見てると思うなーー!


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だってこの女性記者、人間らしくて面白かったんですよ。

自分の手柄のためならなんでもする!って、まあかなりやりすぎですけど、こういう人間っているじゃないですか?サイコ気質の。

ぜったい近寄りたくないけど!!!

 

そんでこれ、あのクリント・イーストウッド監督作品だよ~!

嵐のニノを「硫黄島からの手紙」で抜擢した天才監督よ~!

イーストウッドがこういう演出したかったんだからいいじゃない?

 

イーストウッド作品にハズレなし!

そうです。イーストウッド監督、御年90歳!

(たぶん)

この人、毎年映画の新作を作ってるんだけどいったいどうなってるの??

超人すぎやしないか?

 

去年観た前作「運び屋」のレビューだよ↓ 

www.izumisawasan.tokyo

 

毎年、なんやかんやでイーストウッド監督作品を観ているんですけど、まあ~大体クオリティが高くてね…

派手さはないけど、「ああ…いい映画だったなー」 って毎回思わせられるんですよ。

 

これってスゴイことですよ?!

 

アラフィフとしては、山田康夫(元ルパン三世の声)が吹き替えをしていたダーティ・ハリーシリーズのイメージが染みついていますけど、イーストウッドといえばもはやダーティ・ハリーより映画監督で有名ですもんね!

 

超久しぶりにマカレナを聴いた 

ああ、そういえば、爆破テロが起きる公園でのコンサートシーンで、めっちゃひさびさに

マカレナを聴いたよ!!

 

▲へーぃまーかれぇな(ひゅうういっ♪)

 

懐かし~!!!

 

観客がみんな揃って同じ振り付けで踊ってましたけど、映画に出演していたのは本物のロス・デル・リオだったのかどうかはわかりません。

 

 

ということで、ぜんぜん主役のリチャード・ジュエルのことを書けませんでしたけど、実際のリチャード・ジュエルは44歳で亡くなっていて、写真を探して見てみたら、今回の俳優さんとほぼ同じ風貌で驚きました。

 

そっくりさんすぎるだろ!!!

 

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

今映画館で観るならこの映画一択だと思う~

タイトルも内容も忘れた映画の感想を書いてみる【マザーレス・ブルックリン】

数日前に映画館で映画を観た

ついこの間、映画館で観た映画のことを書こうと思いました。

そうしたら、その映画のタイトルも内容もすっかり頭から抜け落ちていて、なかなか書けなかったんです。

 

いやいや…

映画館でわざわざ観た映画のタイトルを忘れるなんて・・・

 

とお思いでしょうけど、たまたま時間が合ったので観た映画ですから、前もって予約してたとかではないのよ。すんごく楽しみにしてたとかではないのよ。

 

で、頭の中の記憶をキュルキュルと巻き戻してみたところ、思い出せた欠片が、

 

・「スパイダーマン」でグリーンゴブリンだったおじさんがホームレスみたいな役で出てた

 

・主人公が「ジョーカー」みたいなしょうがいを持っている人だった

(でも記憶力の天才)

 

・ブルース・ウィリスが冒頭に出てきてすぐ死んだ

 

・途中でうつらうつらしていたら、レディオヘッドのトム・ヨークみたいな歌声が聞こえてきたのでちょっと目が覚めた

 

です。

 

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最前列の端っこの方で観たので首も痛くなった

 

あのね〜・・・この映画を観ている最中、少なくとも3回は眠りの国に行ってしまったので薄らぼんやりとしか覚えてないのよ〜

 

しかし、豪華俳優陣が出演しているのはわかりました。

監督が主演しているエドワード・ノートンですから、友情出演なのかコネクションなのか俳優陣がすごいのです。

そして悲しいことに、そんな豪華俳優陣があまり上手く使われていませんでした。

 

ブルース・ウィリス、アレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォー・・・

 

ブルース・ウィリスに至っては先程書いたようにあっちゅうまに死んじゃうし、ウィレム・デフォー(調べるまで名前が出てこなかった)なんてホームレスみたいな役だし、まあアレック・ボールドウィンは唯一良かったかなあ・・・

 

しかしねえ…ウィレム・デフォーとアレック・ボールドウィンが兄弟って設定、無茶苦茶やおまへんか?

 

ぜんぜん顔違うやんけっっ!!

 

あまりの無茶苦茶なキャスティングに逆にちょっと笑っちゃったわ。

 

あっ!だんだん思い出してきた!!

 

そういえば、ジャズがびんびんに使われていたんだけど、途中2回ほどレディオヘッドのトム・ヨークっぽい歌が流れてきて、「…うん?トムっちみたいな声が聞こえてきたよ?」と思っていたんですが、そんなインフォメーションは知らぬ存ぜぬだったから気のせいということにしてたら、エンドクレジットでTHOM YORKって出てきて、おほっとなったんだった…

エドワード・ノートンとトムっちは仲がいいんだね☆

 

映画のタイトル

えっと…(ワタシにとって)印象が薄かったこの映画のタイトルは・・・

 

マザーレス・ブルックリン

 

です。

 

今やってる別の映画「エドワード・ジュエル」と混ざって

ずっと

「エドワード・ブルックリン」

だと思っていました。

 

→追記

エドワード・ジュエルではなく、「リチャード・ジュエル」です💦

もう何がなんだかわからなくなってきました

 

来週、リチャード・ジュエルを観に行く予定です。

 

一応「マザーレス・ブルックリン」 のあらすじを引用しておきますね↓

  

1957年のニューヨーク。障害を抱えながらも並外れた記憶力を持つ私立探偵ライオネル・エスログ(エドワード・ノートン)の恩人で友人のフランク・ミナ(ブルース・ウィリス)が殺される。事件の真相を探るため、ライオネルはハーレムのジャズクラブからブルックリンのスラム街まで、わずかな手掛かりを頼りに調査を進め、街を牛耳る黒幕にたどり着く。

 

キャスト

エドワード・ノートン、ブルース・ウィリス、ググ・ンバータ=ロー、ボビー・カナヴェイル、チェリー・ジョーンズ、アレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォー

 

スタッフ監督・脚本・製作:エドワード・ノートン
原作:ジョナサン・レセム

 

 引用・新宿ピカデリー・作品紹介より

作品詳細|新宿ピカデリー

 

このように、けっこう面白そうなストーリーではあるんですよ。

サスペンス系ミステリーっつーか…

だから好きな人は好きだと思います。

最近、ド派手な映画ばっかり観てたからワタシは地味すぎて寝ちゃったけど、こういう佳作が好みの方は楽しめると思います。

 

あと、ジャズのライブシーンが迫力あったんでジャズ好きな方も映画館で観ると楽しいんじゃないかな?

 

▼興味のある方はどうぞ▼


『マザーレス・ブルックリン』本予告

 

▼トムっちの劇中曲▼


Thom Yorke - Daily Battles (feat. Flea) | Motherless Brooklyn OST

 

 

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最近寝不足気味なのかしら・・・

ゴーンちゃんの大脱出劇を楽しんでいる話【脱出映画特選】

直接的な被害者がいない犯罪事件

久しぶりにワクワクする犯罪事件です。

 

不謹慎なことをいきなり書くんじゃない!というお叱りの声が聞こえてきそうですが、ワタシは基本的に明確な被害者が存在しないような事件に関しては、温かい気持ちで見ておるのです。

 

例えば、芸能人のおくすり事件やら闇営業やらです。

 

そりゃあ辿ってみれば間接的な被害者はいますけど、他人を直接傷つけることをしていなければいいんじゃないの?という温厚さを持ち合わせておるのです。

 

他人を直接傷つける、という意味ではむしろ身の回りで行なわれているイジメやらなんやらのほうがずっとひどい犯罪行為なのではないでしょうか?

 

▼珍しく真面目に書いた駄コン

 

おくすりなんてのも危険だから見せしめじゃ〜!って意味が強い感じがするし、それこそストロングゼロや氷結だって危険だと思うんですよ。

アルコールこそが最強の依存性を持つ物質なのです。

 

あと、ルパン三世だってエンタメとしてとっても楽しいじゃないっすか?

あれだって泥棒一味の話ですから、厳密に言えばどうなの?って話になっちゃいそうだしさ〜

 

 

ゴーンちゃんの脱出劇

そんでもって、ふーじこちゃぁん♡はともかく、ワタシがワクワクしたのは例のゴーン被告の脱出劇の話なのよー!

あれ、みんななんかすごくプンスカプンスカしてるけど、ワタシ、超笑っちゃいましたもん。

 

ゴーン、すげええええええわ!

さすがだわ〜〜

 

って感心しちゃった。

 

もうね。やりたい放題ですよ!

金はうなるほど持ってるしさ〜

一年くらいぶちこまれてた刑務所がよほどつらかったんでしょうね…

もう日本がいやでいやでしょうがなくなったんでしょうね…

 

それにしても、散々稼いで(悪いことして)大企業のトップやってきてプライドも高いはずなのに、大きな箱に入って脱出したんだって!!!

 

数日前に見た記事では「オーケストラの楽団員」に扮した協力者たちが、コントラバスのケースにゴーンちゃんを入れて運んだって話だったので、ゲラゲラ笑い転げました。

 

↓「音響機器用の大型ケース」という説もあり。

www.afpbb.com

 

これってまんま脱出映画じゃないのっ!!!

 

そういえば、出所した時の警備員コスプレも良かったですよね!

あの時も腹を抱えて大笑いさせてもらいました。

 

・・・ゴーンちゃんはアレなのかな?

目的のためなら手段を問わないし、自分の自尊心もかなぐり捨てられる人なのかな?

そういう人こそが一流のトップ人(びと)になれるんでしょうね〜☆

 

ましてや、強力な意志を感じさせられるあの主張の強い顔よ!

ゴーン、といえば「鐘の音」でもなく「行った」でもなく、カルロス、といえば、「カルロス・トシキ」でもなく、あの強力な顔を思い出すようになりましたよ。

大概の日本人は。


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犯罪者には間違いないですけど…!

 

ネットフリックスで映像化、なんて話もあったし(ネトフリは否定)、「世界まる見え」あたりで何年後かに映像化されそうな案件ではあります。

だって絶対に面白いもん!!!!

 

〜おまけコーナー〜

<泉沢的脱出映画特選>

 

 ▼アカデミー賞取ってた気がする、すごく手に汗握る脱出映画!

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▼スタローンとシュワちゃんが刑務所から脱出!!面白くないわけがない!

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捕まって戻ってくるのかなあ?

映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の吹き替え版を観てたらアレクサが誤反応しまくった話

映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」吹き替え版を観た 

 

今上映している「ジュマンジ」の最新作を観に行こうと思って、まず前にやったジュマンジを観ました。

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アマゾンプライムでHD高画質レンタル100円です。(12/29現在)

 

本タイトルは「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」という長いタイトルでして、1996年の「ジュマンジ」(ロビン・ウィリアムズ主演)の続編ということ。

ジュマンジ (字幕版)

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この1996年ジュマンジは当時テレビでしょっちゅう放映されていて、何度も観た記憶がありますけど、正直、内容はあんまり覚えておりません。

 

ゲームに吸い込まれる話ってことと、主演のロビン・ウィリアムズの顔しか覚えてないんだよな~…子供とかもいたっけ?

 

その程度の知識ですが、

この続編、けっこう面白かったです!!

 

「スパイダーマン」に代表されるようなナード(オタク)な男子が変身して大活躍する映画ってわりとありますよね?

まさにそのタイプの映画でした☆

あらすじを引用します。

 

学校の地下室で居残りをさせられていた、気弱なゲームオタクのスペンサー、頭が悪いアメフト部員のフリッジ、自撮り大好きうぬぼれ美人のベサニー、シャイなガリ勉のマーサの4人。彼らは「ジュマンジ」という名前のソフトが入った古いゲーム機を偶然発見する。プレイするキャラクターを選択した途端、4人は現実世界の自分とは性格も体格も性別までも違うキャラクターとなってゲームの中の世界に入り込んでしまう。周りはジャングル、猛獣と敵だらけ。各自のライフはたったの3つ、クリアできなければ、永遠にゲームの中に閉じ込められる。果たして彼らは、生きて現実世界に帰ることができるのか!?

 引用:ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル/ソニー・ピクチャーズ公式HPより

https://www.sonypictures.jp/he/1193687

 

この1996年のジュマンジはボードゲームでしたが、今回はファミコンみたいなやつでテレビ画面の中に吸い込まれていきましたわ…

 

上記あらすじにもあるように、4人の高校生たちそれぞれキャラがばっちり立っていて大変わかりやすく、このうちの誰かには何となく感情移入できると思います。

(ちなみにワタシはマーサ)

 

主人公の気弱な男子がゲーム内ではムッキムキな「ザ・ロック」様ことドウェイン・ジョンソンになるし、セクシーなキラキラ女子が小太り中年おじさんのジャック・ブラックになるし、リアルと真逆な姿になるのが楽しい~!

 

今回、観ながら別のことをする必要があったため「吹き替え版」で観たのですが、これ大正解でした。

 

字幕で出てきても「・・・はあ?」とシラケそうなセリフがいくつもあったのです。

 

アラフィフあたりの方ならご存じだと思いますが、広川太一郎がやってた「Mr.Boo」シリーズとか石丸博也がやってたジャッキーチェンの「酔拳」「蛇拳」あたりのコミカルな吹き替え映画ってめちゃ楽しかったじゃないですか~!

 

あれ、字幕で観るとあんまり面白くないんですよ~…吹き替えのチカラのすごさを感じたものです。

 

この映画も吹き替えのチカラで3割くらい面白くなっていたんじゃないかなあ?

吹き替えの台本を作成した人、よく頑張ったね!!!とねぎらってあげたくなりました。

 

アレクサが誤反応しまくった

で、途中から

「アレックス」っていう人物が出てくるんですけど、

映画の中で発せられる「アレックス!」「アレックス~!!!」の声に反応して、

テレビの近くに置いてある「Amazon Echo」がいちいちぴっかーーーん!!と光っちゃってさあーーー!!!!


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↓急に反応しやがった!

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(ほこりすげーな…)

 

たぶん字幕版の「Alex~!」という英語の発声では反応しないと思うんですよね。

いや実験してないからわからんけど。

日本語発声での「あれっくす」には反応するんですよ、激しく。

 

アレクサの誤反応についてですけど、テレビ見てるとCMでの「アレクサ、○○してっ」にも反応しちゃうの…

最近あんまりCMしなくなったから助かったけど。

 

もっと言っちゃえば、「すみません…わかりません。」ってアレクサに言われる頻度が高すぎてイライラしがちなの。

ちっ!なんとかしろよ!!!!!努力が足りないんだよ!知識を貯めろ!などとパワハラモラハラ的な文句をついついつぶやいてしまうのです。

 

そうなると精神衛生上よくないので、はっきりとアレクサちゃまがおわかりになる言葉しか言わないように言わないように工夫して優しく語りかけています。

 

「アレクサ。何か音楽をかけて。」

「2000ねんだいJPOP50きょくを再生します」

♪嵐の曲がかかる♪

 

これだっていつもいつも同じプレイリストばっかりですからいいかげん、曲順も覚えがちです。

 

もっともっとAIが進化してくれなきゃ困るよ~!!

もっともっと進化したらアレクサの誤反応もなくなるし、いいことだらけになるんじゃないかと思います。 

 

▲第一世代も持ってるけど、これの黒持ち。(スピーカーの性能が上がった気がする)

 

「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」は 1/10に日テレ系の金曜ロードショーで放送するから要チェック☆↓

kinro.ntv.co.jp

 

Amazon Echoを持ってる方はテレビの近くに置いて観ないようにね☆  反応しちゃうぞ☆

【ネタバレほぼなし感想】「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を観てきた!【TOHOシネマズ新宿】

スター・ウォーズ最新作を観たぞー!


「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」特報

 

有休を取って、スター・ウォーズの最新作を初日に観てきました!!!

歌舞伎町にあるTOHOシネマ新宿にて。 


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▲元コマ劇にあるTOHOビル


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▲おっほ・・・ 本当にすべて終わらせてくれるんやろうな…?


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▲光の点滅に注意! (毎回あるような気がするけど)


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▲物販が超充実していました! 


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▲…なんやねん? 

 

いちいち突っ込みながら物販を見ていたら友達と合流できたので入場します。

 

今回はドルビーアトモスのスクリーンを取りました!(追加料金200円)

4DXのスクリーンもありましたが、揺れたりするのは集中できないので却下です。

(単に価格が高すぎるってのもあるw)

結果、音がとってもいいしスクリーンの幅も大きいし大正解でした。

TOHOシネマズ 新宿:上映スケジュール || TOHOシネマズ

 

スター・ウォーズ雑感想

今回のシリーズですが、実はワタシ、まったくダメでして、「スター・ウォーズの番外編」を本編のふりして見せられている感がすごくてあまり好きじゃなかったんですよ。

 

だいたい、ハン・ソロもルークも死んじゃうしさあ~…(アクバー提督まで!💢)旧作ファンを悲しませてどうすんのよ?あんたら!という・・・

あと、今回の主なキャストの個性が薄すぎてつまらない。

ところが、無理してでも頑張って観てきたおかげで、

今作はなんと!面白かった!

驚きました。ぜんぜん期待していなかっただけに…

なるべくネタバレしないように雑感想を書いてみます。

 

①盛り込みまくり

異常なまでの盛り込みようでした。三本分くらいの映画を凝縮して一本にしている感じ。

展開もスピーディーで「・・・えっ?・・・えっ?」っていう驚きが何回もあって頭がついていけずに少し混乱しちゃいましたが、そのくらい衝撃が波のようにやってきます。

 

②泣いた

旧作ファンなら泣いてしまうシーンがいくつもあります!!!

現に途中で2回ほどボロ泣きしてしまい、隣の友人にチラチラ見られてしまいました。

でも終わってから「あそことあそこ、私も泣きそうになったよーーー」と言われたのでたぶんみんなそうだと思います!

 

③レイの正体が明らかに!

ヒロインのレイに関していろんな憶測があったじゃないですか?

ルークの娘だとか、レイアとハン・ソロの娘だとか…。

しかし今回、その謎が明らかになりまあーす!

予想の斜め上を行く真実なのでビックリしますが…よく思い出してください!

旧作で、ダース・ベイダーがルークの父だったり、ルークとレイアが双子だったり、といった驚きの真実が明かされた瞬間を!!!

 

当時10代だったアタイにはショックが強すぎたんだぜ~!

 

はっきり言ってそのくらいのショックさ(というか唐突さ)がありますが、旧作で衝撃に耐えられたSWファンならきっと受け止められると思います。

(適当)

 

④「ジェダイの帰還」とリンクする

エピソード6の「ジェダイの帰還」(ジェダイの復讐)とリンクする部分がたくさんあります。

そもそもこのシリーズ、旧作のストーリーとリンクしている部分が多くて、ちょいちょいグッとさせられるところが唯一のいいところなんですけど、今作では特にその傾向が強かったように思いました。

 

(チラッ)最後の戦いの舞台がエンドアなんですよ~!ということはアレもちらっと出てくるということでーす🧸

 

www.youtube.com

▲この映画のレイアがセクシーすぎて当時ドキドキしたわ…

 

⑤新キャストに慣れてきた

あんなに薄っぺらいな~と思っていた新キャスト(レイ、ポー、フィンなど)ですが、なんだか慣れてきてちょっと好きになってきたという…

 

友人に至っては「ポーのこと好きになった~♡」なんて言ってたし(確かにかっこいいシーンがあった)、ワタシに至っては「ちょっとカイロ・レンかっこよくなってない?」なんて思ってしまった始末。

カイロ・レンに関しては、前作からあったレイとのフォース会話が今回も頻繁にあって、なんかこれってちょっと恋愛に近くなってない?と思ってたら・・・♡♡♡

 

あと、ローズ(天童よしみ)も出てきますが、フィンとのキスはなかったことにしたかったようでした。

 

⑥クリーチャータイムが少なかった

ワタシ、SW全体を通して「クリーチャー」が出てくるシーンが苦手なんですよ。

今回も出だしに出てきますがそれ以外あんまり出てこなかったので安心しました。

 

⑦ランド・カルリジアンが出てくる

ちょい太ってしまったとはいえ相変わらずかっちょいいランド伯爵が復活します。

予告でも出てくるからご存じだと思いますので書いちゃいますが、チューイと並んで「ハッハー!」なんて笑いながらファルコンに乗っている姿にはやっぱりジーンとしました!

 

⑧エンドロールまで観てほしい

エンドロールのトップにキャリー・フィッシャーの名前が出てきます。また泣きました。

で、ダースベイダーのテーマが流れるんですよ!!

毎回、SWのエンドロールにはいつものテーマ曲の後にこの回のテーマがつながって流れるんですけど、今回特に出てこないのにも関わらず堂々とダースベイダーのテーマが流れたのには驚きました。

そしてその意味を考えてまた泣いたというね・・・

ジョン・ウィリアムズの計らいなのかしら?

 

で、明るくなってからの拍手が今までで一番多かったです!!!

 

観終わってからネットで調べたら、賛否両論っぷりが凄かったので、もしかしたら真面目な映画ファンは否定する映画なのかもしれませんが、旧作を子供時代にリアルタイムで観て感動し、アナキンシリーズを「今回こそ!今回こそ!」と期待しながら前夜祭に参加したものの完全玉砕し、今回のシリーズの二作でがっかりさせられたワタシにしてみれば今回はかなりすばらしい作品だったと思うのです!!!!

 

ちなみにコレ、ちゃんとした映画とは言えませんよ。

矛盾だらけだしさあ・・・

だから話がひどすぎる!!!って怒る人も多いんじゃないかなあ?

でもSWシリーズってそんなものですから「?…ま、そんなもんだよな~」と思いながら楽しく観てほしいと思います。

 

ぜひ映画館のでかいスクリーンと音で楽しんできてください!

 

 

▼もらったカタログに入ってたチラシ▼(今回のキーパーソン)
f:id:izumisawasan:20191220213824j:image

starwars.disney.co.jp

 

▼ライトセーバー(本物ではありません)をどうぞ▼ 

 

もう一回観てくる予定だよ~! 

映画「ドクター・スリープ」を観てきた!【シャイニングを観てから観るべし!】

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「ドクター・スリープ」 を観てきた


映画『ドクター・スリープ』30秒CM(ダニー編)

 

 

ヤ・バ・い〜 

 

ワタクシ、生粋の「シャイニング」ファンでして、このブログでも度々シャイニングネタをぶっこんできましたが、続編である「ドクター・スリープ」を観てまいりましたのれす!!!!

 

もちろん、スティーヴン・キングの原作が出たのも知っておりましたが、何ていうんですかね…

あの大傑作「シャイニング」の続編〜??大丈夫かなあ?ガッカリさせられちゃったりして・・・などと、ガッカリしたくないから読まない病に罹っていたのです。

 

 

最近のキング先生は、脂の乗っていた80年代頃とは趣の違う円熟味のほうにシフトしちゃってる感じがしててさ〜

まあ仕方ないんだけど。

こちらとしてはキレッキレのキング節を味わいたいわけで。

 

ですから、予備知識なしで挑んだのです。

とはいえ、「シャイニング」を前夜にガッツリ観てからの挑戦です。(?)

 

シャイニング (字幕版)

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 ▲アマプラ会員無料!!(2019.12.10現在)▲

 

 

 もうね〜…前夜に観て行って大正解ですよ!

 

前回観たのなんて10年以上前だからやっぱり細かいところは覚えてなかったし、いろいろな発見もあったし。

 

<シャイニングで再発見>

・ファッションが超オシャレ!(特にダニーとウェンディの)

・建物の内装が超オシャレ!(絨毯や壁など)

・意外と早めにおかしくなってたジャック

・シンセサイザーのオープニング曲がかっこいい

などなど

 

あと、バスタブ幽霊は無修正でした。

ババアじゃなくて若い女性の方はもうガッツリなので男性必見です。

 

絶対「シャイニング」を観てから「ドクター・スリープ」を観に行ってください!!

じゃないと楽しさが1/3ぐらいになってしまうと思います。

 

雑感想

やっと感想です。

一言でいうと、

「いろんな要素が満載過ぎるてんこ盛り映画」

って感じでした。

 

基本は、吸血鬼+ゾンビみたいな集団 VS 超能力少女&おっさんダニーの、

サイキックバトルなんですよ。

 

そうです。キングお得意パターンの一つです。

 

でも、ちゃんとシャイニングの続編としての味もあるんです。

だってあのオーバールックホテルが最終決戦の場所すから。

 

あのホテルに40年ぶりに入るシーン、鼻血が出そうになりました。

廊下にある自販機まできっちり再現してましたわ!

まっっったく同じ!!!

このシーンだけでも1800円の価値があります☆

 

 

キングがキューブリック監督の「シャイニング」をこき下ろしたことは有名ですが、ワタシはキューブリック監督の映像美への執着が実を結んでいる傑作だと思っていて、彼がジャックの心の葛藤やら家族愛やらを全部省いたのもわかるんですよ。

 

今回の監督はキングのストーリー部分もキューブリックの作り上げたホテルもきっちり入れてきて、両方の良いところ取りをしてまして、キングもキューブリックの遺族も大満足してたらしいんすよ!

すげーわ…!!

 

 

結局、あのホテルの幽霊たちってなんだったんじゃ?という疑問の答えらしきものもわかりますよ〜

 

あと、ダニーがトラウマに囚われたままだらしないおっさんになってて、

アル中→やり直すために他の街へ→アル中を治し、ホスピスで働く→あの世に行く寸前の人たちの心をシャイニングで癒やして感謝される人に

 

という、この再生の道のりがワタシ的にはグッときちゃいましたね。

 

あの黒人のハロランさんも出てきて、ダニーの師匠みたいになってるところ、まんまスターウォーズのジェダイみたいでした。(ユアン・マクレガーだし)

 

ソックリさんの微妙さが良かった

スターウォーズ繋がりで言うと、「ローグワン」て映画あったじゃないですか。

 

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (字幕版)

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この中で、俳優さんは亡くなっているのにターキン総督がまったく同じ姿で出てきたし、若いレイア姫もラストに出てくるんですけど、観ていてアタイ、ゾワゾワと感動の鳥肌が立ったんです。

 

これ、ソックリさんにオリジナルの顔を合成させるCGIって方法なのね。

最近でも、ターミネーター最新作でジョン・コナーや若いシュワちゃんに使ってたし、ブレードランナーの続編でもヒロインを蘇らせていて驚きました〜!

 

で、今回も何気に楽しみだったんです。

 

そしたら・・・

 

 

ふつうに

ソックリさん使ってた!!w


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微妙なソックリさん加減で逆に楽しめました♪

 

ひょっとしたらそっくり館キサラの出演者よりレベルが低いのではないかと思いました。

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

なんだかんだで続編は楽しい〜

「アナと雪の女王」を観たことがないのに「アナと雪の女王2」を観てきた話


「アナと雪の女王2」吹替版 予告

1を観てないのに2を観てきた

今話題の映画、「アナと雪の女王2」 を見てまいりました!

日本語吹替版です。


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▲ピカデリー新宿に飾ってあったやつ

 

 

ちなみにワタクシ、最初のやつ観てないんですよーー!

何となくは知ってますよ。

だって「雪の女王」って子供の頃に読んだ覚えがあるから。

雪の女王、すごく怖かったっすよね?

それをディズニーがアニメにするっつーんだからどんなもんじゃろ?とうっすら思いつつ、気がつけばスルーに次ぐスルーで結局観てないというね・・・

 

で、今回この2を観に行くということで、観た友達に1のあらすじを聞いたところ、

「姉妹のお姉ちゃんが雪の女王で、なんか悩んで閉じこもってしまったのを妹が助けに行く話ダヨ」というお答え。

それってまんま、雪の女王じゃん!

 

「えっ?そんだけ?」

 

「そんな感じかなー」

 

「あのオラフってのは雪だるまなんでしょ?あれいったいなんなの?」

 

「姉妹で作った雪だるまが動いてる」

 

「…へえ〜・・・じゃ、なんかくっついてる男の人は?」

 

「妹が旅の途中で出会った猟師」

 

「ふうーん」

 

なんて、うすぼんやりした知識をもとにいそいそと観に行ったわけです。

 

オラフについて

あっ、ちなみに、去年だったかな?

「リメンバー・ミー」ってアニメを観に行った時に、同時上映していた「アナと雪の女王/家族の思い出」という短編は観たんですよ。

 

これ、オラフが大冒険する話でして、背景がまったくわからないワタシでもすごく面白くてですね、「ちょっとちょっとぉ〜!ピエール瀧ってすごいわ〜!!!」と、ピエール瀧の声優としての素晴らしさを確認できた映画だったのです。

 

ピエール瀧については、高校時代にラジオで聞いた電気グルーヴの前身である「人生」以来、わりとよく知っている方だと思うんですが、こんな才能があったんだ!と驚きました。

ですから、今回もこの声のオラフが観たかったなあ・・・と残念に思ったわけです。

 

ただ、代役の人も良かったんですよ!!

 

ピエールオラフに頑張って寄せてる感じが涙ぐましくて…

 

オラフが歌いまくるシーンで、途中でわざと歌手みたいに上手に歌う瞬間があるんですけど、そこ、マジで上手かったので、瀧だったらこんなに上手じゃないからそのヘタウマが良かったはずなのにな〜、なんて思ってしまいました。 


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▲やたら元気でポジティブシンキングなオラフくん

 

こいつに最後の方で泣かせられたのが不覚でした。

 

猟師の歌が良かった 

他の感想です。

 

姉妹たちにいつもなんかくっついてる男性、猟師?がアナになかなかプロポーズできずに一人で悲しげに歌う歌が最高すぎて、大笑いしてしまいました。

 

これ、80年代アダコンちっくな歌で、当時のPVのパロディになっていて、親世代(ジジババ世代?)を明らかに笑わせにきている映像だったのです。


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▲トナカイがバックに浮かび上がる、ボヘミアンラプソディのPV風映像

 

この人、妙にイラつくからワタシがアナならフると思う…

 

松たか子の歌がうますぎる!

初っ端から、お姉さんの歌がエモーショナルでダイナミックなんですよ!

これを歌い上げる松たか子、凄すぎるぜ!!

これまで別になんとも思ってなかったけど、松たか子の歌の上手さに仰天しまくりました。

一方、妹の方はあまり印象深い歌のシーンがなく、神田沙也加のいいところが見れなかった気がします。

 

今気づきましたが、二人とも2世なんですよね!

2世タレントは何かと叩かれがちですが、こんなに素晴らしい人たちもいるんだと思うと、DNAに感謝したくなります。

 

 

他、雑感想

 

・新キャラで更に儲けるつもりなのかな?と思った。


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・自然のCGが本物と変わらない。

(水が本物の水にしか見えなかった)

 

 

・アクションが派手だった。


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・話がわかりづらくてよくわからない所があった。

 

▼えりさんに同感です!

 

・歌は、前回みたいな、ありの〜ままの〜♪みたいなキャッチーな歌がなくてヒットしないだろうな、と思った。

 

 

▼むらんぬさんのレビューが面白かった

n-village.hatenablog.com

 

 

思っていたよりかなり面白くてよかったです☆

【雑感想】映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』を観てきた。【ラッパーならITに勝てる】

ITの後編を観てきたドン


映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』予告編

 

悪夢のデパートみたいな映画

ああああああ〜!!!

怖かった・・・

この映画、人が殺される系の怖さじゃなくて、悪夢系の怖さだったよ〜


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▲何度か描き直してコレ…

 

フレディーちゃんのエルム街の悪夢の頃とは全然!悪夢のリアルさが違いますからッ!!

テレビドラマ版の「IT」の方が良かったのにな〜、なんてほざいているブログもありましたけど、断然、新しいこちらのほうが怖いし楽しかったですから!

 

▼テレビドラマ版のやつ(これはこれでいい)

イット (字幕版)

イット (字幕版)

 

 

そうです。

 

この映画を観終わって電車で帰路についている時に、スマホで感想ブログを手当たり次第読みましたけど、なぜか評価が低かったのでワタシは憤っておるのです。

 

「ぜんぜん怖くないし途中で飽きた」だの「つまんなかった」だの・・・挙げ句の果てにテレビドラマ版の方が良かっただの!

あの雑な造りのが良かったってか?思い出補正にも程があるわいッ!!

 

まあね、前編の「IT それを見たら終わり」は確かにそれほどでもなかったんですよ。

ペニーワイズとかホラーパートはとても良かったけど、少年少女の青春パートがつまらんくて・・・

 

もっともっと悪夢みたいなのを見たかったんですけど、今回の後編でその願いは叶えられました♡

だってこの映画、まさに悪夢コレクション…悪夢のデパート状態だったからです。

なんなら、この後編をエンジョイするための前編だったのだ、と言っても差し支えございません。

 

雑感想

雑感想を書いていきます。

 

○子供時代と大人時代の顔が微妙に似ているようで似ていなかった。

 

○デブだったいじめられっこが一番出世していて超イケメンになってたのが良かった。

 

○スティーヴン・キング自らが出演してた。(おじいちゃんだけど背が高くて雰囲気あるんだよね〜!すんごい特徴的な顔だからすぐわかった)

 

○キングがいつも言われている「お前の小説はオチが弱いからつまらない」というセリフを自らが言ってて笑った。

 

○ルーザーズクラブの面々よりも、街の若者や子供がペニーワイズにやられるシーンがけっこうエグかった。

 

○「ジョーカー」のパロディっぽいシーンがあった。

 

○他にもパロディつーかオマージュがたくさんあったので、見つけるたびにおっ!おっ!と思って楽しかった。(遊星からの物体Xとかシャイニングとか)

 

○たまにクスッと笑える所もあった。

 

○最後、完璧に泣いた。(恋愛面と友情面で)

 

 

ネタバレ!IT(ペニーワイズ)を倒す方法

ちょいネタバレになっちゃいますが、この邪悪ピエロをやっつける方法は、なんと!

「言葉」でやっつけることだったのです!

 

そうです、罵詈雑言を浴びせてやっつけるの。

クソピエロ〜!とか白塗り野郎!とかw

 

これ観ながら、「ラッパーだったらあっという間にやっつけられそうー」って思っちゃったのです。


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▲久々登場!ラッパー泉沢

 

あいにく、ラッパー泉沢はアラフィフOL系ラッパーですので、ペニーワイズに対しても

 

「ヘイヘイ!よ〜!白髪染めしてんだろ?そのへなへなのオレンジ頭、ヘナ使ってんじゃねえ?」

 

「よ〜!よ〜!人肉ばっかり食べてっから野菜不足なんじゃねえの?ビタミン不足ー不測の事態ー」

 

ぐらいしか出てきそうにありません。

攻撃力の強いバースを繰り広げられる自信がないです…

 

今日、久しぶりにブログ友達であるニシガキ氏がブログを更新していたので読ませてもらったら、記事中でラップを披露していたので感化されました。

 

www.naoki-nishigaki-dokuritsu.com

▲Nダボゥ「労働 RAP」の完成度の高さ!

 

それにしても、しょぼしょぼに縮んでしまったペニーワイズがみんなに「お前たち、大人になったな…」みたいなこと言うんですけどなんか知らんが感動したわ…

 

約3時間もの長い映画なので、冷たい飲み物は控えて、直前にトイレに行って臨んでください。

 

ちなみに前作を観てからじゃないとつまらない、というか全くわからないと思うので必ず前作を観てから観に行ってください!

 

▼前作。この前地上波でもやってて話題になったよね〜(カットしまくりだったけど)

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

言葉は凶器にもなるし、優しい気持ちにもなることができるってことを映像化した素晴らしいラストでした。

映画「ターミネーター:ニューフェイト」を観てきたぜベイビー!感想

ターミネーターの新作を観てきたぜベイビー! 

 

 

ででんで・ででん!

いや~・・・面白かったですよーー!!

今回こそ!ターミネーターの正統な続編です。

 

ターミネーターは、1と2は言わずもがなの面白さでしたけど、ゴタゴタの末の3 (ジョン・コナーが不細工な大学生で結局滅びる結末のやつ)、なんだかずーっと暗い映像だった4、そしてこの前の若いサラ・コナーのやつ・・・そしてドラマ版の「サラ・コナー・クロニクルズ」と、一応全部観てきましたけどね~、3以降はなんだか別バージョンなだけでしっくりこなかったんですよ。

 

設定を借りて作った自由作品、といいますか…

 

いや、観てる時は興奮して楽しんではいるんですけど、正直、内容ぜんぜん覚えてないというw

シュワちゃんが出てくればそれでイッツオーライ的な。

 

リンダ・ハミルトンが本気出してる

しかし今回は、リンダ・ハミルトンもちゃんとサラ・コナー役で出てきて大活躍しますからねッ!


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しかもかなりハードなアクションこなしててすごいですから。

デカい銃をバンバン撃ちながら出てきた時、ぞわぞわ~っと鳥肌立ちました。

 

おうふっ!サラだ~!

本物のサラ・コナーだぞ~!!

 

おばあちゃんなのにかっちょいい!かっちょいいのにおばあちゃん!

もともとハスキーな低音ボイスだったのが、老化でさらにしゃがれてて迫力あんのなんのって。

 

なるべくネタバレなしで書きますけど、しょっぱなからいきなり「えええええ?!ちょ、ちょ、ちょ」ってなって、初登場キャラたちの話になって、そこにサラ・コナーが登場して加わり、みんなでシュワちゃんとこに行って、全員で新ターミネーターと闘うんです。

 

シュワちゃんファンとしてはシュワちゃんがなかなか出てこないので、「おいおい…シュワちゃん出てこんやんけー」とやきもきするはずですが、大丈夫です!後半から活躍します!

・・・でもねえ、やっぱりもうちょっと早めに出して欲しかったかな~

ということを鑑みるに、今回はやっぱりリンダ・ハミルトンが大大大活躍する映画といっても過言ではありません。

 

そう…

「ターミネーター:サラ・コナーの復活」

くらいのタイトルでもよかったかもしれないのです。

 

その他の感想と独身女性が泣く内容

新ターミネーターはね~、2のターミネーターの進化版みたいな感じの液体型でかつ分化するんですわ~!(これじゃまったく勝てる気がしないだよー)

で、顔も2のやつみたいな、ツルリンとした人間離れした無機質な雰囲気でとても良かったです。

 

あと、新キャラクターの、狙われる女性と助ける女性も良かったと思います。

狙われる女性、ダニーが今回のニューヒロインなんですけど、まんま1のサラ・コナー状態なのです。

で、助ける女性、グレースは未来から来た改造人間なの。まさに1のカイルであり2のシュワちゃん的な立ち位置。

1と2のファンなら「あ~…デジャヴや~…」って感じると思います。

 

でも今回のキモは、

独身女性に勇気を与える内容だった、つーことなんです。

少なくともワタシはちょびっと泣いた!!勇気を与えられた!!

勇気、なんてちょい大げさかな・・・

 

ここらへんネタバレになっちゃうので書けないんだけど、ニューヒロインがなんで未来のターミネーターから狙われたのか?

サラ・コナーの場合との違いがあるのです。

 

ぜひ、独身女性のみなさんに観ていただきたい!!

やる気が出てくるんじゃないかなあ

 

あと、ラストのクライマックスの舞台は1と2のように、工場みたいな所です☆

なかなか死なない敵ターミネーターもいつも通りw

 

あれなんですよね?今回はちゃんとジェームス・キャメロンが製作総指揮してるんですよね?もうゴタゴタしないでこの続編でつなげていってほしいんですけどどうでしょうか・・・

(つか前作のラスト、続編作る気満々だったぞ…)

 

それにしても、朝一の回だったからなのか、映画館の席がけっこう空いていたのが気になりました。

おーいみんな~!!ターミネーター2のちゃんとした続きだじょーーー!!!

観に行こうぜ~!!!!

 

www.foxmovies-jp.com

 

返す返すも3が悔やまれるぜ…

1997年の邦画「誘拐」を観たら22年間あまり変わっていないことに驚愕した

90年代の東映映画「誘拐」

この前の連休最終日の昼下がり、テレビ東京をつけたら、画面に90年代の東京の町並みが映っていました。

映っている、街の映画館には「インデペンデンス・デイ」って看板が掲げられてたので明らかに90年代の景色です。

 

 

これは「誘拐」という日本映画でした。

 

 

誘拐

誘拐

 

 

 

 

新宿や旧国立競技場、銀座、青山などを三億円が入ったデカイ袋を背負った背広のおじさんがヨロヨロしながら歩いています。

 

たくさんのテレビカメラに囲まれながら・・・

 


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必死でめちゃくちゃ重そうな身代金を運んでるんですが、途中途中の公衆電話に出て、犯人からの指示を受けなければなりません。

 

一人一台携帯電話を持つのはこの後すぐぐらいからですので、時代的にギリギリだったんでしょうね~

(余談ですけど、こういう設定、ダイ・ハードとかスピードとかにもあった記憶があるんですが、この時代のサスペンス映画あるあるだったんでしょうか…)

 

あっ!運んでるおじさんが倒れた!!!

 

ベテラン警察官の渡哲也が出てきたよ!!


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渡哲也が出てくると、一気に、映画のポリス成分が増加します。 

(残念ながら今回は例のサングラスはしていません)

 

 

で、交代したおじさんも、ううーっ…と言いながら倒れる!!!!

 

若手刑事の永瀬正敏が

「これじゃまるで公開処刑っすよ!!!!」

と叫ぶ!

 

・・・・・・

 

今、この映画のアマゾンレビューを読んでいたら、いい情報がありました。

驚くことに、これらのシーン、実際に札束が入った袋を担いで撮影してたらしいんですよ。

 

いやいや…

ダイナミック過ぎるだろっ! 

 

90年代の東京の街並み 

オールロケで当時の東京を映しているので、大変興味深く見ていたんですが、

なんだか、景色がほとんど変わってないのよ!!

 

新宿のコマ劇場んとこはさすがに「うっわ!なつかし~!」って叫んでしまいましたけど、日比谷公園とこの日比谷花壇とかそのまんまだし、銀座の街並みもあまり変わってないように見えたのです。

強いて言えば、地下鉄のG

ってマークがこの時にはまだある、ってことぐらいかなあ…

 

日本経済の失われた30年んて言われてますけど、こういうの見ちゃうと、この22年の間、あんまり進化していないように思えました。

 

そして、ワタシの頭ン中も22年経ったというのにこの頃からあまり変わっていないようなのです。

ああああああああぁ

 

 

なんて思いながら見ていたら、

公衆電話ボックスが映りましてね。


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懐かしくないですか??

こういうテレクラのミニチラシがいっぱい貼ってある公衆電話っ!

 

内にも外にもぺたぺたぺたぺた貼りまくられたピンク色主体の紙切れの量、今見ると異常です。

でも昔は普通でした…

 

そういえば、映画でこの後、「シンゴジラ」みたいな、警察の中でみんなで意見を出し合ったりして犯人捜しをするシーンが何度か出てきますが、電話はでっかい子機を使ってるわ、当然パソコンなんてなくてワープロ使ってるわで、あの頃の会社感が満載でなかなか楽しかったです。

 

大どんでん返しの衝撃のラスト

で、映画はそこからだんだんあまり面白くなくなってきたので他のことをしながらちら見だけしていたら、ラストに衝撃の展開があって思わずえっ!?って独り言を言っちゃったよー

これ、リアルタイムで観ていたらかなりの衝撃を受けていたんじゃないかなあ?

だって犯人が・・・

 

 

 

重厚でなかなか面白い映画なので、機会があったらぜひ観てみてください!

 

永瀬正敏ってキョンキョンと結婚してたよね(けっこう好きだった)

いまさら映画「ジョーカー」の感想を書くよ

映画「ジョーカー」を観てきた(かなり前に)

えっ?いまさら「ジョーカー」の話?

この前のハロウィンでは、ジョーカーの仮装だらけだったって話じゃないですか。

その中でどんだけの人がジョーカーを観て仮装したんだかわかりませんけど、少なくともワタシならちょっとできないなあ~

(仮装自体したことなんてないけど)

 

 

そもそも、そんなにジョーカーになりたい?

この映画観て?ホントに?

 

そりゃあ「ダークナイト」シリーズでのヒース・レジャー版ジョーカーはバットマンの敵として最高だったしかっこ良かったけど、「スーサイド・スクワッド」でのジャレッド・レト版ジョーカーなんてハーレイ・クインの彼氏ってだけの存在であんまりかっこよくなかったし、今回のホアキン・フェニックスのジョーカーに至っては、

 

生い立ち→最悪

身体(病気)→最悪

経済状態→最悪

人間関係→悪

 

くらいひどくて、こんな人には絶対なりたくないランキングでかなりの上位に位置しそうだからです。

 

自分もジョーカーに近い境遇だよ~

つらみ~~

 

と、映画を観て思った人が仮装したんだとしたら、どんだけ不遇な人(だと思ってる人)が多いんだよッ!

 

ワタシはね~、この映画、しょっぱなからずっとしょぼしょぼ泣きながら観ました。

 

最初の、街のチンピラたちに看板取られて追いかけるシーンと、地下鉄で病気が止められなくてチンピラエリートサラリーマンにボコられるシーンが特に号泣ポイントだったんですけど、

どっちのシーンも、「主人公が一生懸命やっていることに対して攻撃される」シーンなんですよ。

そういう理不尽さがせつなくて、どうしようもないやるせなさに感情が爆発してしまうのです。

 

コレ誤解されがちなんですが、ひどい!かわいそうじゃないの!!!やめなさい!!という安っぽい正義感じゃないんですよ…

人生における、どうしようもできない不可抗力に対しての悲しみ、といいますか…

 

ウィンター・ローズで初泣きした 

映画館で泣いたのは、中学生の時に観た、

「ウィンター・ローズ」が初めてです。

 

E.T.で主人公のエリオット役を演じたヘンリー・トーマス主演映画。

66年にフローレンス・モンゴメリーの小説を原作にルイジ・コメンチーニ監督が映画化した「天使の詩」を、G・ハックマンと「E.T.」のH・トーマスを用いリメイクした作品。母親の死をきっかけにすれ違ってゆく父と子。そして、その果てに起こる悲劇を描く。

 引用:allcinemaより

映画 ウィンター・ローズ (1983)

 

この映画、失意のお父さんを励まそうと頑張れば頑張るほど嫌われていく、悲しい男の子の話だったんですけど、もうボロ泣き!

 

DVDとかになってないけど今観ても号泣する自信があります。

こういうのホント弱いんだ…

 

▼ヘンリー・トーマス、最近逮捕されてた。。。

news.livedoor.com

 

ジョーカーの雑感想

話がエリオット寄りになってしまいましたが、ジョーカーの話に戻すと、

もう人生の理不尽さが満載過ぎて、ワタシの涙もぽたぽたと膝に落ち始めた時点で主人公が爆発していくんですけどね、やっぱりスカーーッとしちゃったわけですよ。

 

理不尽さを破壊していくサマが快感なの。

彼にとっての理不尽の元をどんどんやっつけていくわけ。

やったれやったれーーー!!!

 

こういうスッキリ目線と同時に、

うわ、こんな人が近くにいたら怖いわ・・・ヤバイでしょ…というリアル視線でもとらえちゃったんです。

だって、ストーカーするわ、妄想するわ、言動も行動も常軌を逸しているからねえ、この主人公。

周りの反応もごく当然なんですわ。

ボク危険人物です、って顔に書いてあるようなもんですよ。

 

例えば、家の中でこんな行動したり…

 

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仕事場での着替えシーンで、凄まじい上半身を披露したり… 


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これらは、なんといっても主演のホアキン・フェニックスの演技が凄すぎるからなんですけど。

 

ホアキンは故リバー・フェニックスの弟なのに、あまり似ていません。

リバーが生きていたら、ホアキンみたいにはなっていないと思うのです。

ジョニー・デップみたいな中年俳優になっていそうなのです。

でも、ホアキンは、ルックスはともかく、内面を演技で表現する力が卓越していますよ。 

 

以前観たher/世界でひとつの彼女では、人工知能の女性と恋に落ちる男性役がぴったりハマっていました。

 

ところで、ホアキン・フェニックスの顔は簡単そうに見えて意外と描きづらく、頑張って描いてみましたがぜんぜん似ませんでした。

 

NGにしましたが、描いた紙の端っこが映り込んでしまったので一応載せます。 

 
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右の方にあるのがそれです。

 

自分の舞台の映像がTV番組で紹介されているのを、ひょっとしたらバカにされているのか…?オレが?と思いながら見ている顔なんですけど、この顔がアップになってくるシーン、胸が詰まるようだったなあ…

 

それにしてもこの絵、ホアキンではなく他の人に似ている気がするので、誰か教えてください!

 

えっと、あとなんだったっけなー・・・

 

ジョーカーを観て思ったことがもっといろいろあったんですけど、

時間がたつと忘れてしまうものですね。

 

あ、そうだそうだ。

 

キーになる、バラエティ番組の有名司会者役が、デニーロに似てるなあと思いながら観ていたらホントにデニーロだったことを後で知って驚いたってこととか?

 

デニーロはいつまでも元気そうで何よりです。

 

「リベンジ・マッチ」ではスタローンとボクシングしてましたよ!

 

リベンジ・マッチ(吹替版)

リベンジ・マッチ(吹替版)

 

 

 ▼吹き替え版がおすすめだという過去駄コン

www.izumisawasan.tokyo

 

とにかく「ジョーカー」は、次のアカデミー賞ではいろんな部門でノミネートされること間違いなしだし、少なくとも「主演男優賞」 は獲るだろうな、と予想しています。

 

以上です。

 

今年一番の映画には間違いなかったです!

【ブラピのSF】映画「アド・アストラ」を観てきた【豪華キャスト】

映画「アド・アストラ」


映画『アド・アストラ』予告編60秒 9月20日(金)公開

 

ブラッド・ピット主演SF映画「アド・アストラ」 を観てきました。

 

2週間前に。

 

その感想を書こうと思ったのですが、先週観た「ジョーカー」のせいで、すっかり内容を忘れてしまったのです・・・

 

「ジョーカー」がとても良かったので、このぼんやりしたSF映画の印象がさらにぼんやりしてしまって、ブラピがずっと湿気た顔してたな…とか、豪華キャストだったな…とかしか覚えていない・・・・

 

とりあえず、観た直後に描いておいたワタクシのすばらしいイラストを載せておきます!

 

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常に自問自答しているブラピ


 

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リヴ・タイラーとトミー・リー・ジョーンズ

 

 

アルマゲドンかよっ!スペースカウボーイかよっ!みたいなことを書き添えていますが、本当に思い出してしまったので、ワタシの中で90年代映画の存在が大きいんだな〜と自覚しました。

 

 

映画自体は、

2001年宇宙の旅のようなちょっとハードなSFでもなく、この前公開されていた真田広之が出ていたエイリアンみたいなホラーSFでもなく、それこそアルマゲドンみたいな超大作感動SFでもない、というかそれらを全部薄くしてブチ込んだような映画でした。

 

これ、テレビで見てもあんまりおもしろくないと思います。

映画館のスクリーンで見るから宇宙空間や爆発シーンなどが引き立つのであって、はっきり言ってストーリーも中途半端なのでねえ…

 

 

まあ、ブラピファンならぜひ観てみてください!

あと、リヴ・タイラーやトミー・リー・ジョーンズって元気かしらね〜?と気になっている方は観てみてください!

 

 

みんな元気です☆

 

 

www.foxmovies-jp.com

 

 

ジョーカーはね〜、気合入れないとなかなか書けないよー

【開けるな危険!】映画「アナベル 死霊博物館」を観てきた感想【死霊館シリーズについて】

「アナベル 死霊博物館」を観てきた

※注意※

今回の記事はホラーが苦手な方はご遠慮ください!

 

 

 

 

👇いきなり怖いから〜

 

youtu.be

 

『アナベル 死霊博物館』(アナベル しりょうはくぶつかん、Annabelle Comes Home)は2019年のアメリカ合衆国のホラー映画。監督はゲイリー・ドーベルマン、主演はマッケナ・グレイスが務めた。本作は死霊館シリーズに属する作品であり、『死霊館』冒頭のシーン(1968年)以降に起きた出来事を描写している。なお、本作はドーベルマンの映画監督デビュー作でもある。

 

ウィキペディアより

アナベル 死霊博物館 - Wikipedia

 

ストーリーは、

 

心霊研究家のウォーレン夫妻の家にある、悪霊が取り憑いてるグッズばっかり集めた部屋に凶悪なアナベル人形が保管される。


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ある日、夫妻が一泊で出かけるため、ベビーシッターに娘を頼むが、そのベビーシッターの友人が勝手に押しかけてきて、空きを狙って悪霊グッズ部屋に入り込んだことから悪夢の一夜が始まる!

 

みたいな?

 

それにしても、毎回このシリーズは映画館が満席になります。

周りを見渡すと、カップルだけじゃなく、若い女性同士もかなりたくさんいました。

全体的に若い人が多い印象。

遊園地感覚なのでしょうか…

 

終わってからトイレに行くと、女の子たちが「きゃー!すっごいこわかった〜!!」「ね〜!めっちゃこわかった〜!」と、ありきたりの感想を悲鳴混じりに話していましたので、ワタシは感想を冷静に書き記しておきます。

 

感想

◎前半はのんびりまったり、そして青春!していて「おい…いつ怖くなるんや…」と少々ウンザリしていたら、後半で急にめっちゃ怖くなったので、気を抜かないように!

 

◎元凶となるダニエラにイライラした。

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◎娘、ジュディが可愛すぎた。

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◎恐怖グッズの数々が、007のグッズ並みにワクワクした。

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◎怖いだけじゃなくて、ジーンとする、クスっとする、イライラする、など様々な感情が湧いてくる、死霊館シリーズのいい所がたっぷり詰まっていた。

 

しかし、さすがにこのシリーズ、ちょっと飽き始めてきた。

 

とはいえ、新作が出たら絶対観に行く。

 

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

 

死霊館シリーズが好き

これまで何度か書いてきましたが、「死霊館シリーズ」がとにかく好きなんです。

死霊館、なんてタイトル、気持ち悪いじゃないですか?

 

死霊のやかたですよ。

 

ところが、このシリーズ、そこまで死霊死霊(キレイキレイ♪のイントネーションで)してないんです。

 

名前負け?名前勝ち?どっちかわからんけど。


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こういうイメージだけど・・・

 


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実際はこんな感じ!

 

 

昔、「死霊のはらわた」って映画ありましたけど、グチャグチャのドロドロで気持ち悪かったなあ〜…

 

その後、続編が2つ出て、2つとも全然怖くないしむしろコメディなのに妙ちくりんに不快な感じで、サム・ライミ節炸裂してたよねっ!

 

 

一応、最近のドラマシリーズもちょっと見たけど、ブルース・キャンベルがよぼよぼになっていてちょっと悲しくなったよね…

 

それにしても当時、「はらわた」って平仮名でタイトルつけた人のセンス、ぜひ見習いたいなと思います。

 

「死霊の腸」「死霊の腹わた」あたりだと、かなりマジもんっぽいですから!

でも「死霊の腹綿」だとヌイグルマー(@オーケン)っぽくなりすぎるので却下です。

 

同時期の映画、「悪魔のいけにえ」の「いけにえ」もいいよね〜。

たまーにごちゃごちゃになって、

 

死霊のいけにえ、ってネクロノミコンのやつでしょ?

あ、違ったー!?レザーフェイスか!

…あ、悪魔のはらわただっけ?

 

なんて一人で自問自答している時がありますが、GEOのホラー映画レンタルコーナーをじっと見ていると、もっと頭がごっちゃごちゃになって、だんだん便意を催してくるので注意しなくてはいけません。

 

「死霊の盆踊り」も好きです…

でももしかしたら「死霊のぼんおどり」でもよかったかもしれません

 

 

😊🎃🎃🎃🎃🎃

 

 

何度も書いていますが、ジェームス・ワンの「死霊館」シリーズは本当に面白いので、だまされたと思って観てみてください。

 

▼第1作目!

死霊館(字幕版)

死霊館(字幕版)

 

 

▼第2作目!個人的に1番好き!!

 

▼アナベル!!これだけ2019.10/3現在会員無料で見れます!

アナベル 死霊館の人形(字幕版)
 

 

 

なんだかんだでホラーが好き♡